発行日:2024年3月4日 

アステラスメールマガジンです。
今回は、2月21日に開催したサステナビリティ・ミーティング2023、パドセブの日本における適応追加に関する承認申請に対する優先審査品目の指定、fezolinetantの日本における第III相試験の開始、新たなストーリーの公開などの最近のニュースについてお知らせします。

IRミニトピックス

≪IR関連情報≫
■2月21日 サステナビリティ・ミーティング2023を開催しました

3回目の開催となる今回は、アステラスのサステナビリティ向上への取り組みから現れ始めた成果(アウトカム)を、様々な角度から紹介しました。また、ヘルスリテラシー向上に向けた仮想現実空間を用いた教育コンテンツの提供を始めとした新たな取り組みも取り上げています。社外取締役も登壇し、社外ステークホルダーと活発な質疑応答が行われました。
資料および説明会動画を当社ウェブサイトに掲載していますので、ぜひご覧ください。
https://www.astellas.com/jp/investors/ir-library/ir-meetings
https://www.irwebcasting.com/20240221/1/index.html

≪お知らせ≫
■「マレーシアでのがん疾患啓発活動:理髪店・美容院を起点に、多様性に寄り添う取り組みを推進」ストーリーを公開しました
マレーシアで展開するユニークながん疾患啓発活動について、プロジェクトを主導する2団体の代表が想いを語ります。
https://www.astellas.com/jp/stories/strengthening_cancer_awareness_in_malaysia?utm_source=email&utm_medium=email&utm_campaign=ir&utm_id=story02282024

■2月7日 トップマネジメント体制変更と担当役員異動に関するお知らせ
デジタルへの投資やデジタルを活用した取り組みは、当社のビジネスのあらゆる場面における変革と患者さんの「価値」の創造に必要不可欠です。全社的な戦略策定やその実行に、デジタルとビジネス変革の視点を組み込むことが重要であると判断し、2024年4月1日付で、デジタル&変革担当(CDTO)をトップマネジメントに新設します。CDTOには、2023年11月1日付で、アステラス製薬にChief Digital Officerとして入社したNick Eshkenazi (ニック エシュケナジー)が就任します。
https://www.astellas.com/en/system/files/news/2024-02/405def9d26/20240207_jp_2.pdf

■2月7日 新たな日本の営業組織について
当社は、2024年4月1日から新たな日本コマーシャル(日本の営業組織)の組織体制をスタートします。近年、当社の国内製品ポートフォリオは専門性の高い製品にシフトするとともに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を契機とした新しい生活様式の浸透や医師の働き方改革などにより、当社の日本コマーシャルを取り巻く環境も大きく変化しています。当社は、常に変化を先取りし、イノベーションを求め挑戦することで、組織としての機敏性を高め、企業価値を持続的に向上できると考えています。
https://www.astellas.com/jp/news/28891

■2月16日 アステラス製薬とKelonia Therapeutics 新規がん免疫療法プログラムの開発に向けた共同研究およびライセンス契約を締結
Keloniaは、次世代の生体内遺伝子送達技術であるiGPS® *1を有する米国のバイオテクノロジー企業です。両社はKeloniaのiGPS®と、当社の完全子会社のXyphosが保有する独自技術プラットフォームのACCELTM技術*2を融合し、最大2つの革新的な生体内(in vivo)CAR-T細胞療法*3の創出を目指します。
https://www.astellas.com/jp/news/28916
*1 iGPS®:次世代のレンチウイルス粒子を使用し、患者さんの体内にある目的のターゲット細胞に、がん治療に必要な特定の遺伝子を正確に送達する技術
*2 Xyphos独自のACCELTM技術については、以下のサイトをご覧ください
https://xyphosinc.com/(英語サイト)
*3 生体内(in vivo)CAR-T細胞療法:生体内に存在する患者の細胞にCAR遺伝子を導入する治療法

■2月17日 抗体-薬物複合体パドセブTM(エンホルツマブ ベドチン) 進行性尿路上皮がん患者の一次治療を対象としたペムブロリズマブとの併用療法について厚生労働省が優先審査品目に指定
抗体-薬物複合体パドセブTMと抗PD-1抗体キイトルーダ®の併用療法について、2024年1月に行った日本での局所進行性または転移性尿路上皮がん(la/mUC)患者における一次治療の適応追加に関する承認申請に対し、厚生労働省から優先審査品目の指定を受けました。承認された場合、この併用療法は、la/mUC患者の一次治療における標準治療である白金製剤を含む化学療法に代わる最初の治療選択肢となり、la/mUCの治療にパラダイムシフトをもたらす可能性があります。
https://www.astellas.com/jp/news/28911

■2月19日 製造施設(富山技術センター、高岡工場)の稼働再開のお知らせ
「令和6年能登半島地震」で被災された皆さまに対し、謹んでお見舞い申し上げます。富山技術センターと高岡工場の製造施設において、製造する全ての商用製品の生産を再開しました。当社は引き続き、医療用医薬品企業の使命である製品の安定供給に努めます。
https://www.astellas.com/jp/news/28926

■3月4日 fezolinetant 閉経に伴う血管運動神経症状を有する患者を対象とした第III相試験を日本で開始
閉経に伴う血管運動神経症状に対する経口の非ホルモン治療剤として開発中のfezolinetantに関し、日本で実施するピボタル試験である第III相STARLIGHTTM 2試験について、最初の患者への投与を開始しました。日本では、2つの第III相STARLIGHTTM試験が進行中です。STARLIGHTTM 2試験では、fezolinetantの1日1回投与における、12週間の有効性および安全性を評価します。STARLIGHTTM 3試験では、fezolinetantの1日1回投与における、52週間の安全性および忍容性を評価します。
https://www.astellas.com/jp/news/28951

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120文字のアステラス

まだないくすり創りに挑むアステラスの、くすりにまつわるいろいろなお話。

コロンブスとダ・ヴィンチ

IR担当者のひとことボイス

3月に入って会社近くの早咲きの桜が満開となり、春の訪れを実感しています。
春の代表的な和菓子の一つが、ピンク色の生地を桜の葉で巻いた桜餅です。関東で一般的なのは長命寺と呼ばれ、小麦粉で作る薄皮でこしあんを包んだものです。一方、関西で一般的なのは道明寺と呼ばれ、もち米から作る道明寺粉を使った餅であんこを包んだものです。
私は関東に来て初めて長命寺を知ったのですが、その長命寺の発祥のお店は現在でも営業しており、300年前の味を現代に受け継いでいるそうです。今年の花見の際には、ぜひ発祥の味を楽しんでみたいと思っています。

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アステラスメールマガジン No.106 (2024/3/4)

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