アステラスのサイエンスを活かした
実効性の高いアプローチで取り組む

保健医療へのアクセスは、世界中の人々の健康にとって不可欠です。しかし、世界には未だ様々な理由で、必要な医療を受けることが困難な状態にある人がいまだ多くいます。

保健医療アクセスの妨げとなる主な理由

 

アステラスは、保健医療へのアクセスを重要課題と捉え、VISION「変化する医療の最先端に立ち、科学の進歩を患者さんの価値に変える」の下、その課題解決に向けて、包括的な取り組みを3つのアプローチで積極的に行っています。
アステラスはアンメットメディカルニーズ(満たされない医療ニーズ)の高い疾患を克服する革新的なヘルスケアリューションを研究開発し、届けることで、患者さんの健康に貢献し続けます(①サイエンスに基づく「価値」の提供)。
一方、社会経済的な理由で適切な医療を受けることが出来ない患者さんに対しては、置かれている状況や各国の規制などを勘案しながら、アステラス製品のアクセスを向上する仕組みを構築しています(②アステラス製品への入手可能性の向上)。
また、アステラスが持つケイパビリティや技術を活かしながら、外部パートナーの活動を協働・支援することで、より多様な保健医療へのアクセス課題に取り組んでいます(③外部パートナーが実施する保健医療へのアクセス向上に向けた活動の協働・支援)。

 

保険医療へのアクセス改善への取り組み

 

 1.サイエンスに基づく「価値」の提供

アステラスは設立以来、革新的なヘルスケアソリューションを継続的に創出し、必要とする患者さんへ届けるために努力しています。Focus Areaアプローチに基づき研究開発を加速し、また革新的なバイオロジーやモダリティ/テクノロジーの組み合わせにより多様なヘルスケアソリューションを創出します。さらに医療用医薬品(Rx)事業で培ったアステラスの強みをベースに、最先端の医療技術と異分野の先端技術を融合させることで、ペイシェント・ジャーニー全体(予防、診断、治療および予後管理を含むヘルスケア全般)において患者さんに貢献するRx+®事業を推進します。

「サイエンスに基づく価値の提供」の詳細はこちらをご覧ください。

 

2.アステラス製品への入手可能性の向上 

アステラス製品への入手可能性の向上

世界には社会経済的な理由で、アステラス製品へのアクセスが困難な患者さんがいます。アステラスは、研究・開発から臨床試験、最終的には治療法の上市に至るまで、製品のライフサイクルすべての段階で、自社製品のアクセスの向上に取り組んでいます。例えば、薬剤費負担が困難な患者さんに対する「支援プログラム」の提供や、通常の臨床試験以外で患者さんに開発中の治療法を提供する「早期アクセスプログラム」、承認前のアステラス製品の輸入を可能とする「インターナショナル・ファーマシー(International pharmacy)」など、それぞれの手段の特性や各国の規制などを勘案しながら、入手可能性向上のための施策を進めています。

アステラス製品の入手可能性の向上の詳細はこちらをご覧ください。

 

3.外部パートナーが実施する保健医療へのアクセス向上に向けた活動の協働・支援

アステラスでは、保健医療へのアクセスの課題に取り組むにあたり、アステラスが有するケイパビリティ、アセットや技術と外部パートナーが有するケイパビリティを組み合わせるなど、外部パートナーとの協働や活動の支援を促進しています。結核治療薬の探索では、「結核菌治療薬の探索に関する共同研究」から得られたヒット化合物*群を活用し、外部研究機関と継続して研究に取り組んでいます。さらにコンソーシアムパートナーとともに、アステラスの製剤技術を活かし住血吸虫症の標準治療薬プラジカンテルの小児用製剤の開発を進めています。保健医療システムの強化や健康に対する知識・理解の向上の分野では、社会とアステラスのサステナビリティに繋がる領域において、外部団体への支援を新たに進めています。
 
その他にも、主にアステラスがビジネスを行っていない低・中所得国において十分なサービスが行き届いていないコミュニティを支援する「アステラス・グローバルヘルス財団」があります。また、次の時代を切り拓く研究テーマへの研究助成、および卓越した若手人材の発掘・育成・海外派遣のサポートを通じて医学・生命科学に貢献する「アステラス病態代謝研究会」を支援しています。

各種支援活動はこちらをご覧ください。

*ヒット化合物:化合物スクリーニング(創薬シーズの探索)で発見された、事前に設定したクライテリア(基準)を満たす生理活性を有する化合物のこと