バイオベンチャーとの提携
2022年11月23日 締結
「遺伝子治療の開発で世界をリードするアステラス製薬と提携できることを大変嬉しく思います。Dyno社とアステラス製薬は、それぞれ独自の強みを持ち寄り、アンメットメディカルニーズの高い疾患を持つ患者さんのための新しい治療法を生み出すことができるようになります。この共同研究では、当社がCapsidMap™を使用して社内外で学習したベクターエンジニアリングプログラムの全てを応用するもので、複数の臓器および疾患固有の状況に合わせた遺伝子治療用ウイルスベクターのカプシドを正確に設計できるDyno社のプラットフォームの適応性の高さを示していきます」
Eric D. Kelsic
Dyno社CEO、共同創設者
2021年7月30日 締結
「アステラス製薬とのコラボレーションを大変嬉しく光栄に思います。Minovia社はアステラス製薬と、ミトコンドリアを探求する情熱と、新しい治療法を必要とする患者へのコミットメントを共有しています。 Minovia社はMitochondrial Augmentation Therapyの開発を続けていますが、ミトコンドリア機能不全に起因する疾患をもつ多くの患者のための他家細胞医療プログラムの開発を加速するうえで、今回の戦略的提携は非常に重要であると信じています。」
Natalie Yivgi-Ohana
Minovia社CEO、共同創設者
2019年9月2日 締結
「aAVC製剤は、これまでの免疫療法製剤とは作用機序が異なる独自の細胞製剤であり、新たな薬効を有する免疫療法薬として期待できます。2019年9月、我々のaAVC技術をアステラス製薬に提供し、臨床開発ステージに入りました。このことは、これまで研究医として基礎から臨床研究への橋渡し研究を目標に進めて参りましたが、アカデミアから産業界へのもう一つの橋渡しを達成したことを意味すると思います。また、産学連携による日本発の免疫細胞製剤の開発として新しい扉を開けたことになるとも言えます」
藤井眞一郎
理研 科技ハブ産連本部 創薬・医療技術基盤プログラム
副プログラムディレクター兼、生命医科学研究センター
免疫細胞治療研究チーム チームリーダー
2019年12月26日 グループ会社化
「アステラス製薬にはオフザシェルフ(既製品)の細胞医療を開発し、がん患者さんに治療アウトカムを届けるという確固たるビジョンがあります。ザイフォスは組織全体でこのビジョンに共感しており、日々の業務でアステラスの研究チームと協働する時の礎となっています。またこのビジョンの実現に向かって、研究活動を加速化させる外部との提携機会を常に探索しています。科学者をリードし、早期研究段階から患者さんのアウトカムに繋げるまでのチームの支援に非常に感謝しています。アステラス製薬のプライマリーフォーカス がん免疫のビジョン達成に向かう一員になれたことを誇らしく思っています」