多様な人材の活躍で、組織の創造性を高め、優秀な人材の確保や競争力向上につなげる

地域の現状に即した推進策を実施

アステラスは、人種・国籍・性別・年齢を問わず多様な人材が活躍できるよう、ダイバーシティの推進に取り組んでいます。多様な価値観を尊重し、多様な視点を事業活動に反映することは、組織の創造性を高めるだけでなく、優秀な人材の確保や競争力の向上にもつながると考えています。

こうした認識のもと、アステラスでは各地域の人事機能が中心となって、地域の現状に即したダイバーシティ推進策を実施しています。

他地域に比べて経営基幹職に占める女性の割合が低い日本では、女性の活躍推進を優先度の高い課題と位置付けており、職場・上司・女性の意識や行動の変革を促進していく「チェンジ・マネジメント」と、業務プロセスや人事制度の仕組み・運用などの「枠組み改革」の両方を同時に推進してきました。

全てのポジションにおいて、アステラスで働く全ての女性がいきいきとやりがいを持って働き、ジェンダーに関わらず活躍している状態を目指し、多様な人材の能力発揮につなげるための課題を解決していくことが、アステラス全体の競争力強化につながると考え取り組んでいます。

地域別の男女比と経営基幹職に占める女性の割合(2021年3月期)*

  エスタブリッシュドマーケット*2 グレーターチャイナ*3 インターナショナルマーケット*4 日本 米国 平均
男性 45.4% 38.9% 45.5% 70.8% 44.3% 53.9%
女性 54.6% 61.1% 54.5% 29.2% 55.7% 46.1%
経営基幹職に占める女性の割合 51.1% 58.6% 48.1% 11.6% 53.3% 41.2%

 

*1 従業員数はグループ内出向者を出向先の地域に含む。グループ外出向者は含まない
*2 エスタブリッシュドマーケット:欧州、カナダ、オーストラリア
*3 グレーターチャイナ:中国、香港、台湾
*4 インターナショナルマーケット:ロシア、中南米、中東、アフリカ、東南アジア、南アジア、韓国


ナショナリティ・ダイバーシティの推進、および障がい者の就労支援にも取り組む

事業のグローバル化をさらに進めるために、ナショナリティ・ダイバーシティを推進しており、日本では2014年から外国籍の新卒者を採用しています。

アステラスは、障がい者の就労環境整備にも取り組んでいます。例えば、グリーンサプライ支援室*5を設置しているほか、音声を文字に即時変換するアプリを活用し、聴覚に障がいのある社員がハンディキャップを克服できるようサポートしています。また、企業アクセシビリティ・コンソーシアム(ACE)*6にも参画しています。

2019年10月に、次世代育成支援対策推進法に基づく「子育てサポート企業」として厚生労働大臣より「プラチナくるみん」の認定を受けています。

*5 グリーンサプライ支援室:2011年に国内グループ会社内に設置した組織で、主に知的障がいのある社員が花きの栽培による緑化推進や資源リサイクル、クリーニングや清掃活動を実施。
*6 企業アクセシビリティ・コンソーシアム(ACE):企業の成長に資する新たな障がい者雇用モデルの確立などを目的に活動する一般社団法人。