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私たちは、全ての社員の多様性を尊重しながら、
イノベーションと新たな価値を生み出し、
世界の人々の健康に貢献します
アステラスは、人種・国籍・性別・年齢を問わず多様な人材が活躍できるよう、ダイバーシティの推進に取り組んでいます。多様な価値観を尊重し、多様な視点を事業活動に反映することは、組織の創造性を高めるだけでなく、優秀な人材の確保や競争力の向上にもつながると考えています。アステラスではグローバルで共通のダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンフィロソフィーに基づき、各地域の人事機能が中心となって、地域の現状に即したダイバーシティ推進策を実施しています。
エンゲージメント
一人ひとりが尊重され、その人間性や個性、才能を認め合うことで、想像や期待を超える素晴らしいアイデアを組織にもたらしてくれると信じています。
ダイバーシティ(多様性)
社員、リーダー、サプライヤーに多様性があれば、様々な患者さんのアンメットメディカルニーズをより理解することができ、患者さんに価値を提供し続けることが可能になると信じています。
エクイティ(公平性)
心理的な壁を感じず、必要なサポートを受けられることで、自分らしさや心身の健康を保つことができ、一人ひとりの強みを最大限に発揮することができると信じています。
インクルージョン(受容・包括)
心理的安全性、エンゲージメント、エンパワーメントを生み出す一人ひとりが受け入れられ活かし合える組織を醸成すれば、質の高い・効果的な協働、問題解決、意思決定、イノベーション、最終的には「価値」創造を実現することができると信じています。
インクルージョン (受容・包括) の重視
社員全員が最高の仕事をするためには、エンゲージメントが高く、一人ひとりが受け入れられ活かし合える企業文化を育むことが大切だと考えています。アステラスは、多様な価値観、考え方、背景、経験をもつ社員が集い、心理的安全性を大切にしながら互いに高め合うことができる会社です。日本では、社員一人ひとりの価値観や存在目的について「内省と対話」の機会を作り、一人ひとりが受け入れられ活かし合える企業文化の醸成を目指しています。米国においては、キャリア・企業文化・商業・コミュニティの側面でエンゲージメントを高める7つのEmployee Impact Group(障がい者、アフリカ系アメリカ人、ヒスパニック、LGBTQ+、退役軍人、女性、アジア人)を展開・運営しています。
女性活躍
アステラスは、性別に関わらず均等な雇用機会を提供し、全ての女性社員がいきいきとやりがいをもって働ける職場づくりに取り組んでいます。
地域別の男女比と経営基幹職に占める女性の割合(2022年3月期)*1
エスタブリッシュドマーケット*2 | グレーター チャイナ*3 |
インターナショナルマーケット*4 | 日本*5 | 米国 | 平均 | |
男性 | 46.2% | 39.5% | 44.3% | 69.1% | 45.4% | 53.1% |
女性 | 53.8% | 60.5% | 55.7% | 30.9% | 54.6% | 46.9% |
経営基幹職に占める女性の割合 | 53.0% | 59.5% | 50.9% | 13.3%*6 | 53.0% | 43.9% |
*1 従業員数はグループ内出向者を出向先の地域に含む。グループ外出向者は含まない
*2 エスタブリッシュドマーケット:欧州、カナダ、オーストラリア
*3 グレーターチャイナ:中国、香港、台湾
*4 インターナショナルマーケット:ロシア、中南米、中東、アフリカ、東南アジア、南アジア、韓国
*5 2022年6月末時点での取締役における女性比率は30%です。
*6 2022年6月末時点、日本では経営基幹職に占める女性社員の割合は14.5%です。
ダイバーシティの推進
事業のグローバル化をさらに進めるために、国籍にとらわれない人材の育成に取り組んでいます。
アステラスは、障がい者の就労環境整備にも取り組んでいます。例えば、グリーンサプライ支援室*5を設置しているほか、音声を文字に即時変換するアプリを活用し、聴覚に障がいのある社員がハンディキャップを克服できるようサポートしています。また、企業アクセシビリティ・コンソーシアム(ACE)*6にも参画しています。
*5 グリーンサプライ支援室:2011年に国内グループ会社内に設置した組織で、主に知的障がいのある社員が花卉の栽培による緑化推進や資源リサイクル、クリーニングや清掃活動を実施。
*6 企業アクセシビリティ・コンソーシアム(ACE):企業の成長に資する新たな障がい者雇用モデルの確立などを目的に活動する一般社団法人。