精密手術をガイドする蛍光造影剤

外科治療は内科治療とともに病気に対する2大治療手段です。外科治療のアウトカムは、イノベーションが進んだ現代であっても、疾患の複雑さや患者さんの状態、担当医のスキルや経験により影響を受ける可能性があります。そのためより安全、正確で、効果的な手術を実現するための新しいイノベーションが望まれています。
新たな技術として、術中に対象領域をイメージング技術により可視化するアプローチが注目されています。ナビゲーション手術ともいわれるこの技術は、光を発する化合物と、光を検出する医療機器を用いるコンビネーション技術です。この先端技術の実現には医療機器技術に加えて、光を発する化合物、つまり蛍光造影剤を開発する製薬技術が欠かせません。
私たちは製薬企業として培ってきた経験を活用し、新しい蛍光造影剤(ASP5354)の開発を進めています。こうした光イメージガイド手術によって、術中に対象領域を瞬時に把握することが可能となり、安全で正確な手術を実現することができます。さらに、このイメージング技術は、AI(人工知能)やVR(バーチャルリアリティ)、ロボット技術などの様々なデジタル技術と融合し、より安全性の高い、次世代手術の実現に貢献できると期待されています。

ASP5354

 

プレスリリース

精密手術をガイドする蛍光造影剤 ASP5354 米国FDAからファストトラック指定を取得