Autophagy


私たちの研究活動

多くの疾患は、細胞機能を損なう不完全・不要なタンパク質が蓄積されることで引き起こされると考えられています。

オートファジーは、これらのタンパク質を細胞から除去するための重要な、いわば品質管理プロセスの仕組みとして知られており、オートファジーの機能促進は機能不全タンパク質の蓄積を特徴とする幅広い疾患に対処する直接的な方法となります。適応可能な疾患として期待されているのが、神経変性疾患、リソソーム蓄積障害、腎疾患、感染性疾患、HIV、および特定のがん種、さらには一部の精神疾患です。

アステラスはオートファジーの生化学と細胞生物学の専門知識を活用することにより、効果的な治療手段のない疾患の患者に対して新規かつ安全で効果的な治療法を提供したいと考えています。

 

パートナーシップ

アステラスが外部パートナーに期待するアセットおよびケイパビリティ

  • オートファジーを制御する新しいメカニズムや標的分子
  • 上記の標的やメカニズムを制御しうる低分子
  • オートファジーを制御する薬剤のスクリーニング技術や新規の評価系