サステナビリティ

アステラスの強みとケイパビリティを活かしてサステナビリティな社会を実現する

Astellas and sustainability

アステラスは、事業活動を通じて社会に貢献し、社会とアステラス双方の持続可能性を高める好循環を生み出すことに重点を置いています。私たちは、サステナビリティへの取り組みの指針となる重要課題を複数特定しています。

保健医療へのアクセス向上

当社は、製品の入手可能性の向上および外部パートナーとの協働を通じて、保健医療へのアクセス向上を重要な優先事項として推進しています。

 

その成果は下記の通りです。

  • 多様な医薬品アクセスプログラムを通じて、約13,000人の患者さんに治療を提供しました
  • アステラスの保健医療へのアクセス向上のプログラムを通じて、648,000人以上の人々にインパクトをもたらしています
  • アステラスグローバルヘルス財団(AGHF)のヘルスケアプログラムを通じて、3,300万人以上の人々の健康に影響を与えています。

環境への取り組み

当社は、地球環境の保全に主体的に行動するとともに、その取り組みの詳細を共有しています。

 

下記の取り組みを推進しています。

  • パリ協定の1.5°C目標に沿った温室効果ガス排出量の削減
  • 水資源の有効活用
  • 廃棄物管理の改善へのアクセスを通じて、多くの人の生活に影響を与えています。

私たちは社会とアステラスの双方にとって持続可能な未来の実現に尽力しています。 アステラスのサステナビリティへの取り組みの評価として以下のような実績があります。

FTSE4Good Indexに15年連続で選定

Forbes Japanの自然資本・脱炭素経営ランキングで1位にランクイン

日本国内の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が採用するすべてのESG投資指数の構成銘柄に含まれる

トップメッセージ

アステラス代表取締役社長CEOの岡村直樹は、分子生物学のバックグラウンドを持ち、約40年にわたり製薬業界で深い経験を積んできました。

「本業を通じて社会とアステラスのサステナビリティ向上の好循環を目指す」

岡村 直樹

代表取締役社長CEO

昨今、環境や経済の急激な変化により、社会の持続可能性(サステナビリティ)に対するステークホルダーの関心は益々高まっています。企業には事業を通じた前向きかつ積極的な社会貢献が期待されています。ヘルスケア分野においては、満たされない医療ニーズの高い疾患領域に社会からの要請がシフトし、次世代のモダリティ(治療手段)やデジタル技術の応用による革新的なヘルスケアソリューションが待ち望まれています。

 

アステラスは、「変化する医療の最先端に立ち、科学の進歩を患者さんの『価値』に変える」をVISIONに掲げ、革新的な新薬を始めとする様々なヘルスケアソリューションの創出により、患者さんの医療へのアクセスおよびアウトカム(成果や状況)の向上を目指しています。
 

私たちはサステナビリティを経営の基盤に組み込んでおり、経営計画2026と並行し、アステラスは長期的な企業価値の向上を支えるサステナビリティに全社を挙げて継続して取り組みます。

 

アステラスが事業を通じて社会課題に取り組むことで、ステークホルダーから信頼され、アステラス自身の持続可能性が向上し、社会の持続可能性に一層貢献するという好循環が生まれます。それがアステラスの使命である "持続可能な企業価値の向上" の実現につながると考えています。

 

また、社会からの要請が高い、気候変動対策やその他の環境問題に対する取り組みを推進することで社会的責任を果たしていきます。

アステラスと社会の聞わり

サステナビリティ向上のためのガバナンス

コーポレートガバナンス体制に基づき、アステラスのサステナビリティに関する重要事項は代表取締役社長CEOが議長を務めるエクゼクティブ・コミッティ*1にて協議し、取締役会にて承認します。

 

また、サステナビリティの年度活動実績ならびに次年度活動計画は、業務執行の監督機能を果たす取締役会へ報告しています。長期的・戦略的かつ全社的な視点から各部門によるサステナビリティ向上のための活動を推進するため、推進体制としてサステナビリティ コミッティと 「環境・社会・ガバナンスワーキンググループ(E・S・Gワーキンググループ)」 を設置しています。

 

*1 アステラス製薬およびグループ会社における経営戦略、製品戦略、経営管理、人事等に関する重要事項を協議する機関

変化する医療の最先端に立ち、科学の進歩を患者さんの「価値」に変えるというアステラスのVISIONに結びつく戦略を示した図です。

サステナビリティ コミッティでは機会やリスクを含め、業務執行に関わるアステラスの重要なサステナビリティ事項に関しての協議を行います。専門的かつ実行性を伴った議論を行うために、部門横断でファンクショナルユニット*2長レベルのメンバーで構成された組織であり、委員長およびメンバーは経営戦略担当役員(CStO:Chief Strategy Officer)によって任命されます。

*2 各トップマネジメントに直接レポートするビジ ネス遂行のための組織

E・S・Gワーキンググループは、案件ごとに部門横断のメンバーで構成され、外部の環境変化や各種原則・ガイドラインを参考にしながら、アステラスの環境・社会・ガバナンスの取り組むべき課題や機会の特定を行います。

また、関連部門と改善計画の立案と目標の設定、取り組みの進捗確認を実施します。

サステナビリティ コミッティを主管するファンクショナルユニットとしてE・S・Gワーキンググループの事務局業務を含めたグループ全体のサステナビリティ課題に対応し、活動全体を管理します。また、コミュニケーション機能と協働しながら社内外へアステラスのサステナビリティ活動を展開しています。

サステナビリティ9つの重要トピック(マテリアリティ)

アステラスは、サステナビリティに関連する9つの重要トピックを特定し、「サステナビリティ・ダイアグラム」を策定しました。これら9つのトピックは、「Trust(信頼)」「Innovation(イノベーション)」「People(人)」の3つの柱に分類され、社会とアステラス双方のサステナビリティ向上につながる好循環を生み出すことを示しています。本業を通じてこれらの重要トピックに取り組み、社会に「価値」を創出・提供することで、VISIONの実現を目指します。

サステナビリティ・ダイアグラム

Corporate Sustainability

TRUST(信頼)

INNOVATION(イノベーション)

PEOPLE(人)

アステラスのサステナビリティストーリー

ステップ1:重要なインパクト・リスク・機会の特定・評価 (ダブルマテリアリティアセスメント)

ステップ2:重要なトピックの特定

ステップ3:レビューおよび最終化

サステナビリティ方針業績評価指標 (Sustainability Direction Performance Indicators; SDPIs)

私たちが創出するイノベーションは、社会のサステナビリティ向上の一端を担い、その結果、社会からの信頼を得ることでアステラスのサステナビリティ向上にも繋がると考えています。

 

企業が社会のサステナビリティ向上に貢献することへの期待は年々高まっています。アステラスは社会からの期待に応えていくことは重要であると考えており、サステナビリティ活動の業績や進捗を適切に開示していきます。

 

このコミットメントに対してサステナビリティ方針の業績評価指標(SDPIs)を設定し、測定可能かつ適切な具体的アクションを開示することで、サステナビリティ方針を着実に推進していきます。

 

原則、対象範囲はグローバルとし、冒頭に記載している期間もしくは末日時点での業績を開示

 

このSDPIsに含まれている医薬品(開発中のものを含む)に関する情報は、宣伝広告、医学的アドバイスを目的としているものではありません

ISO26000

アステラスは、ISOのガイドラインISO26000で取り上げられている社会的責任の中核主題や課題について、グローバル基準に基づく管理の有効性を確認しました。ISO26000は、以下の7つの中核主題について慎重に検討する必要性を示しています:組織統治、人権、労働慣行、環境、公正な事業慣行、消費者課題、およびコミュニティ参画及び発展。下記のアステラスの取り組みは、このガイドラインに沿ったものです:

国連グローバル・コンパクトの支持

グローバル・コンパクトの精神をアステラスのサステナビリティの中で実践

 

アステラスは、2011年10月に国連の提唱する人権・労働基準・環境・腐敗防止に関する10原則からなる国連グローバル・コンパクトの支持を表明しました。

 

国連グローバル・コンパクトの署名は、我々の経営理念「先端・信頼の医薬で、世界の人々の健康に貢献する」を実現するために行っているアステラスの活動を裏付けるものです。グローバル・コンパクトの提唱する10原則を日々のオペレーションに組み込み、その取り組み内容を、随時報告書や弊社ホームページ等を通じて報告しています。

国連グローバル・コンパクトとは

1999年にコフィー・アナン氏(当時国連事務総長)がスイスのダボスで開催された世界経済フォーラム(ダボス会議)で提唱した持続可能な成長を実現するための世界的な枠組みであり、企業が自主的に取り組む原則です。

国連グローバル・コンパクトの10原則

ステークホルダーとのコミュニケーション

アステラスは、患者さんをはじめとする多様な方々との関わりの中で事業活動を行っています。中でも、患者さんや医療従事者、社員、株主・投資家などへ事業活動が与える影響は大きく、特に重要なステークホルダーと考えています。

アステラスの事業活動を支えるステークホルダーと真摯に向き合い、その期待と要請を理解することは、ステークホルダーからの信頼の獲得と、アステラスの企業価値の持続的向上に必要不可欠です。

そのためアステラスは、さまざまな機会を通じてステークホルダーとコミュニケーションを取っています。また、建設的な対話を促進するために、すべてのステークホルダーに対して適時・適切かつ公平に情報を開示しています。

私たちはこのような情報開示と継続的なコミュニケーションを通じて、企業としての透明性を一層高めていくとともに、社会の持続可能性向上とアステラスの企業価値の持続的向上の実践を目指しています。

アステラスグループを取り巻く主なステークホルダー

非財務価値可視化の取り組み

非財務価値を可視化・定量化し、企業価値の向上につなげています。


外部からのESG評価