経営計画2021

アステラスは「変化する医療の最先端に立ち、科学の進歩を患者さんの価値に変える」というVISIONの実現に向けて、2025年度までの5カ年にわたる「経営計画2021」を策定しました。「経営計画2021」では、2025年度までに着実な成長を実現し、成果へと結びつけることができるよう3つの目標を掲げています。
 


代表取締役社長 Chief Executive Officer(CEO)の安川健司が語る「経営計画2021」の実行に対する想いは、こちらをご覧ください。

 

「経営計画2021」における3つの目標
 

「経営計画2021」における3つの目標

*重点戦略製品:fezolinetant、パドセブ®、ゾスパタ®、ゾルベツキシマブ、エベレンゾ®、AT132

戦略目標はVISIONを実現するための向こう5年間の道筋と、優先事項を示しています。組織健全性目標では、組織の最大限のポテンシャルを引き出し、One Astellasとして優れた実行力とイノベーションを生み出す社内環境の構築を目指しています。
これら2つの目標を推進することで、3つ目の目標である成果目標の達成に繋げ、その結果として2025年度に株式時価総額7兆円以上と評価されるような企業となることを目指します。

 

中長期的な売上収益の見通しとFocus Areaプロジェクトの成長


売上予想(確率調整後)

売上予想(確率調整後)

*重点戦略製品:fezolinetant、パドセブ®、ゾスパタ®、ゾルベツキシマブ、エベレンゾ®、AT132

イクスタンジ®、パドセブ®、ゾスパタ®の適応拡大、ならびにfezolinetant、ゾルベツキシマブの上市に向けた申請を予定しています(fezolinetantは2022年6月に米国で、同年9月に欧州で承認申請済)。イクスタンジ®および重点戦略製品*の力強い成長を見込んでおり、2025年度に1.2兆円以上の売上を目指しています。
現在、「遺伝子治療」「がん免疫」「再生と視力の維持・回復」「ミトコンドリア」「標的タンパク質分解誘導」の5つをPrimary Focusとし、優先的に経営資源を投入しています。2025年度末までに、ここから新たな後期開発品ポートフォリオを構築すべく、研究開発を進めています。
パドセブ®やfezolinetantをはじめとする重点戦略製品の売上が2027年以降に特許満了を迎えるイクスタンジ®の売上減少を補い、さらにFocus Areaアプローチから生まれるプロジェクトが更なる成長ドライバーになることを期待しています。2030年度には、Focus Area アプローチからのプロジェクトが、5,000億円以上の売上を担うと予測しています。

 

代表取締役副社長 経営戦略担当
Chief Strategy Officer(CStO)からのメッセージ

私は「経営計画2021」に「イクスタンジ®の特許満了後も持続的に成長するアステラスであることを証明する5年間」という副題をつけています。イクスタンジ®の特許満了の影響は、fezolinetantなどの重点戦略製品の成長より補えると考えますが、その後の成長はPrimary FocusのパイプラインとRx+ ビジネスの成功にかかっています。それを実現する鍵が組織健全性目標の実現です。One Astellasの旗印のもと、社員は勇気を持って適切なリスクを取り、リーダーシップを発揮しながら、更なる高みを目指しています。是非、アステラスが生み出す「価値」に期待してください。

岡村 直樹

代表取締役副社長 経営戦略担当 Chief Strategy Officer(CStO)からのメッセージ

2025年度にコア営業利益率30%以上を目指す

販管費は新製品の発売準備や販売促進活動、デジタルトランスフォーメーションへの潤沢な投資を行いますが、製品ポートフォリオの最適化や組織のグローバル化など、全社横断的な効率性を追求するための取り組みによって絶対額を維持し、2020年度と同水準に抑える見込みです。
研究開発費は対売上比率で19%を確保し、将来の成長への潤沢な投資を継続しますが、売上成長を見込んでいることから、コア営業利益率30%以上を達成できると考えています。
 

2025年度にコア営業利益率30%以上を目指す


 

財務担当Chief Financial Officer(CFO)からのメッセージ

 

コア営業利益率30%以上という目標を達成するためには、コスト削減ありきではなく、アステラスが成長するために不可欠な投資を見極めることが重要です。アステラスの持続的な成長、企業価値最大化のために最も効率のよいバランスを探求することが私のCFOとしての責務です。そして、必要な投資をするために優先順位の低いものを捨てる「断捨離イズム*」という考え方は、アステラスのグローバルなイノベーションの土台となり、販管費比率の大幅な改善につながると確信しています。

菊岡 稔

財務担当Chief Financial Officer(CFO)からのメッセージ

*断捨離イズムとは:社員一人ひとりに財務規律とコストオーナーシップの醸成し、過去から続く慣例や、古い業務プロセスの見直しを行います。これにより、労働生産性の飛躍的な向上とイノベーションが起きやすい組織への変革を目指しています。販管費の絶対額を維持しながらも、新しい事への投資を実現させるために重要なマインドセットです。

 

サステナビリティ向上を戦略目標に設定

「経営計画2021」では戦略目標の1つに、「サステナビリティ向上の取り組みを強化」することを掲げています。社会のサステナビリティ向上に貢献するとともに、企業価値の持続的な向上につなげるための活動を推進しています。
私たちが取り組むべき社会課題を特定し、優先順位付けしたマテリアリティ・マトリックスを新たに作成しました。これまで31あった重要課題を19に再特定し、うち9つを最重要課題(マテリアリティ)として、サステナビリティの取り組みにおける優先順位を明確化しています。この9つのマテリアリティについては、項目ごとに部門横断的なチームを結成し、2025年までのゴールと達成するための活動計画を策定し、実行しています。

 

関連リンク

2021年5月26日の発表動画はこちら