社員の働き方と健康を支援し、組織の健全化を図る

社員の健康と健全な組織風土を醸成

社員一人ひとりが高い生産性や創造性を発揮し、自己実現が可能な働き方を実践することは、組織を活性化させ、One Astellasとしての組織の成長につながります。そして、こうした働き方を実現するための前提として、社員の健康と健全な組織風土の醸成があります。
健全な組織風土は、心理的安全性が高く、全ての社員が互いに尊重し合い、安心して活発なコミュニケーションができる環境を必要とします。
アステラスでは、全ての社員が心身ともに健康な状態で、より高い生産性を追求できるよう、多様な働き方と社員の健康増進を支援し、組織の健全化を推進します。

健康経営推進の重点項目(日本の取り組み)

働き方改革

  1. 長時間労働防止
    法定労働時間を厳守するとともに、健康管理を目的にアステラス独自で定めた「健康管理時間*1」を用いて、全社員の労働時間の把握を行い、長時間労働を是正しています。
    *1 「健康管理時間」:アステラス独自の基準で、入退館や旅費出退勤システムのデータを用いて一日の拘束時間を計算し、健康管理時間としています。
     
  2. 有給休暇取得推進
    年間10日以上の有給休暇付与者に対する年度内5日以上の確実な有給休暇取得を前提に、社員全員一人ひとりが有給休暇取得率70%以上(年間20日付与で14日以上)を目標とし、有給休暇取得をより一層推進しています。

快適な職場づくり

  1. コミュニケーション活性化
    社員一人ひとりが、お互いを尊重し、活発なコミュニケーションを取ることで、心理的に安全な職場づくりを目指しています。2020年度には、心理的安全性向上に向けたワークショップを全社で開催しました。
     
  2. メンタルヘルスリテラシー向上
    全社員のセルフケア意識を向上させるため、必要な心理教育の機会を提供し、メンタルヘルスに関する知識の普及・啓発に努めています。毎年、社員に対する現状調査を行い、課題解決に向けた対策を実施しています。

健康管理

健康保険組合との協働(コラボヘルス)により、健康増進と疾病予防を進めています。

  1. 定期健診および二次健診受診の徹底と必要に応じた受診勧奨の実施
    定期健康診断受診率100%を維持するとともに、二次健診受診の徹底にも注力しています。また、健康保険組合と連携し、必要に応じて受診勧奨に努めています。
     
  2. 特定保健指導の支援
    社員一人ひとりの生活習慣病予防と改善に向けて、健康保険組合による実施が法的に求められている特定保健指導の支援を積極的に行っています。
     
  3. 健康課題へのアプローチ
    社員の健康調査を実施し、その結果に基づいてプレゼンティーズム*2改善を目指した施策を2021年度以降に展開します。
    *2 出勤している従業員の労働遂行能力の低下による労働損失のことを示します。

健康経営推進体制

日本における健康経営推進体制は、CAO&CECO(経営管理・コンプライアンス担当)を代表とし、人事部(保健スタッフ含)と健康保険組合が主体となって企画・運営されています。また、健康推進会議において、人事部(保健スタッフ含)と健康保険組合が協働して、社員の健康課題に対する施策を検討し、各種施策を推進しています。
 

<参考>健康経営推進の取り組みによる成果(数値)

項目 2019年度 2020年度 2021年度
目標値
働き方改革 有給休暇取得率*3 77.2% 72.0% 70%
健康管理 定期健康診断受診率 100% 100% 100%
二次健診受診率 95.6% 93.4% 100%
特定保健指導実施率*4 62.2% 60%


*3 有給休暇取得率は、グループ会社を含む全社平均の数値です。目標値70%は、社員全員一人ひとりが目指す数値です。
*4 2020年度の特定保健指導実施率は、現在数値を算出中です。2021年10月中に発表予定です。