低血糖
目次
▼ 低血糖の症状
▼ 低血糖になりやすいとき
▼ 低血糖への対処
低血糖の症状
スーグラ®錠は、他の血糖降下薬と同様に低血糖を起こす可能性があります。
血糖値が低くなると、ドキドキする、冷や汗が出る、手足がふるえる、顔面が蒼白になるなどの症状があらわれます。
さらに血糖値が下がると、頭痛、目がかすむ、眠気、空腹感があらわれ、ひどくなると意識障害や痙攀・昏睡となります。
重症な低血糖を防ぐために、低血糖症状が軽いときに対処することが大切です。
低血糖になりやすいとき
1型糖尿病の方では、強化インスリン療法により低血糖を起こしやすいことが報告されていますので、特に注意が必要です。
2型糖尿病の方でも、他の血糖降下薬やインスリン製剤とスーグラ®錠を併用する方は、特に注意してください。
その他にも下記のような場面で低血糖になることがあります。
低血糖への対処
すぐにブドウ糖5〜10gを摂取してください。
ブドウ糖がないときには、砂糖を10〜 20g、またはジュースなどの糖分を多く含む飲み物を摂取して、安静にしてください。
ただし、α-グルコシダーゼ阻害薬を服薬している場合には、必ずブドウ糖を摂取してください。
15分程度たっても症状がある場合には、ブドウ糖などをもう一度摂取してください。
低血糖症状が重い場合には周囲の人の助けが必要です。
周囲の人にも、低血糖症状が起きた場合の対処について知らせておきましょう。
このような症状はありませんか?
1型糖尿病患者さん
- ケトアシドーシス(吐き気・嘔吐、食欲減退、腹痛など)
- 低血糖(動悸、冷や汗、手足の震え、顔面蒼白など)
- その他の副作用(のどの渴きなどの脱水症状、尿路感染症、性器感染症など)
- Q&A
2型糖尿病患者さん
- ケトアシドーシス(吐き気・嘔吐、食欲減退、腹痛など)
- 低血糖(動悸、冷や汗、手足の震え、顔面蒼白など)
- その他の副作用(のどの渴きなどの脱水症状、尿路感染症、性器感染症など)