発行日:2024年2月6日 

アステラスメールマガジンです。
今回は、2月5日に発表した2023年度第3四半期決算、パドセブの進行性尿路上皮がん患者の一次治療を対象とした日本における承認申請および欧州における承認申請受理などの最近のニュースについてお知らせします。
当第3四半期の売上収益は前年同期比で増加しましたが、第2四半期で修正した通期予想に対しては下回って推移しました。主要製品のXTANDI、パドセブ、ゾスパタは売上が順調に拡大しました。特にパドセブは米国及び欧州で売上が大きく伸長し、今回ピーク時売り上げ予想を上方修正しました。昨年9月に米国で発売となったIZERVAYの売上は順調に拡大しました。
一方、VEOZAHは全体的な取り組みは進展しているものの、実需が想定を下回り、立ち上がりが遅れています。原因としては、保険カバレッジを不十分と感じている医師が多く、処方に対する障壁となっています。これに対し、保険カバレッジの更なる拡大に努め、医師に対する積極的かつタイムリーな情報提供も推進することで、本格的な成長に繋げていきます。
コア営業利益は、レキスキャン後発品の影響に加え、Iveric Bio社買収の影響により、前年同期比で減少しました。フルベースの営業利益に関し、その他の費用として、当第3四半期において、グローバルでの組織改革に伴う一時費用として184億円を計上しました。
通期連結業績予想について、VEOZAHの進捗状況を反映し、2023年11月に公表した売上収益の業績予想を下方修正しました。これに伴い、コアベースおよびフルベースの利益段階も下方修正しました。
決算短信や決算説明会資料などを当社ウェブサイトに掲載していますので、是非ご覧下さい。

IRミニトピックス

≪IR関連情報≫
■「IRライブラリー」を更新しました

2月5日発表 2023年度第3四半期決算関連資料を掲載しています。
https://www.astellas.com/jp/investors/ir-library/business-results
2月5日開催 2023年度第3四半期決算説明会の模様をご覧いただけます。
https://www.irwebcasting.com/20240205/2/index.html

≪お知らせ≫
■1月24日 「令和6年能登半島地震」で被災した方々への支援について
「令和6年能登半島地震」で被災された皆さまに対し、謹んでお見舞い申し上げます。被災者救済に役立てていただくため、日本赤十字社に対して1,000万円の義援金を寄付するとともに、社員による寄付金に会社が同額の寄付金を上乗せして拠出するマッチングによる寄付を合わせて実施いたします。
https://www.astellas.com/jp/news/28846

■1月29日 抗体-薬物複合体PADCEVTM 進行性尿路上皮がん患者の一次治療を対象としたペムブロリズマブとの併用療法について欧州医薬品庁が適応追加に関する承認申請を受理
■1月31日 抗体-薬物複合体パドセブTM 進行性尿路上皮がん患者の一次治療を対象としたペムブロリズマブとの併用療法について 日本で適応追加に関する承認申請
局所進行性または転移性尿路上皮がん(la/mUC)患者の一次治療を対象とした抗体-薬物複合体パドセブTMと抗PD-1抗体キイトルーダ®の併用療法について、欧州医薬品庁からの承認申請受理の通知を受けたほか、日本においても承認申請を行いました。承認された場合、この併用療法は、la/mUC患者の一次治療における標準治療である白金製剤を含む化学療法に代わる最初の治療選択肢となり、la/mUCの治療にパラダイムシフトをもたらす可能性があります。
https://www.astellas.com/jp/news/28801(欧州における申請受理)
https://www.astellas.com/jp/news/28851(日本における承認申請)

■1月31日 アステラス製薬とMass General Brigham 戦略的提携に関する契約を締結
両者は、科学の進歩と臨床現場で得られる知見を組み合わせたアプローチの確立を目指し、トランスレーショナルリサーチ(橋渡し研究)と革新的な治療法の早期開発に取り組みます。まずは、当社が注力する研究開発領域である、がん、希少疾患、細胞医療・遺伝子治療に取り組みます。
Mass General Brighamは、ボストンに拠点を置く、米国有数のアカデミックメディカル機関であり、遺伝子・細胞医療研究所を始めとするテーマごとに存在する研究センターを通じて、がん、希少疾患、細胞医療・遺伝子治療を含むあらゆる領域において、幅広い探索研究および橋渡し研究を推進しています。
https://www.astellas.com/jp/news/28866

 

120文字のアステラス

まだないくすり創りに挑むアステラスの、くすりにまつわるいろいろなお話。

眠れない理由

IR担当者のひとことボイス

最近、JAPOWという言葉が外国人観光客の間で浸透しつつあるそうです。「JAPAN+POWDER SNOW」の造語で、日本のパウダースノーの素晴らしさを示しているとのことです。東京駅で大きなスキー道具を持つ外国人観光客を見かけることも多く、雪山人気を実感しています。
一方、昨日関東では大雪警報が出され、2年ぶりの本格的な積雪となりました。たった数センチで・・・と思ってしまいますが、私自身、積雪を甘く見てヒヤリとした経験が何度もあります。読者の皆さまにおかれましても、どうかお気をつけてお過ごしくださいませ。

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アステラスメールマガジン No.105 (2024/2/6)

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