アステラス製薬株式会社(本社:東京、以下「アステラス製薬」)は、中央ヨーロッパ時間2017年5月16日、ベルギー Gosseliesに拠点を置く医薬品企業Ogeda SA(以下「Ogeda社」)の買収が完了し、Ogeda社はアステラス製薬の子会社となり、完全子会社化いたしましたので、お知らせします。
Ogeda社の株主らとの間で締結した株式譲渡契約に基づき、アステラス製薬は同社の全株式を取得するための契約一時金として5億ユーロを支払いました。更に、Ogeda社の株主に対し、同社の最も開発が進んでいる臨床開発プログラムfezolinetantの更年期に伴う血管運動神経症状に苦しむ患者さんを対象とした開発の進捗に応じて、最大で総額3億ユーロを支払う可能性があります。
本買収により、臨床開発段階のパイプラインを拡充し、中長期の成長をより盤石なものとしていきます。
なお、本買収完了による業績への影響は、2018年3月期連結業績予想に織り込み済みです。