財団法人病態代謝研究会（児玉龍彦理事長）は、さきに開催しました理事会において、平成21年度の研究助成金の交付者65名を決定いたしましたのでお知らせします。
本財団はアステラス製薬株式会社（社長：野木森雅郁、以下｢アステラス製薬｣）が出捐会社であり、1969（昭和44）年に国民の保健と医療および治療薬剤の発展に貢献することを目的として設立された科学財団です。毎年その趣旨に基づき、医学、薬学等の研究者を対象として交付者を選定しています。
平成21年度研究助成金は、メインテーマ「疾患の解明と画期的治療法の開発に関する研究」を3つのサブテーマに分けて募集し、587名の応募者がありました。この中から研究助成金65名、総額6,500万円の交付を決定しました。
また、海外留学補助金は116名の応募者があり、交付者10名、総額2,000万円が内定しました。平成22年3月に最終決定し公表の予定です。
本年度の交付者を含め設立以来の交付者総数は3,183名で、交付総額は23億890万円に達しています。なお、同財団は平成19年4月から（財）医薬資源研究振興会*の事業を継承し、両事業を合体した形で研究助成の公募を実施しています。両財団を合わせた交付者数累計は4,540名、交付額累計は35億3,280万円です。
なお、財団の交付対象者は下記URLにてご覧いただけます。
財団法人 病態代謝研究会 http://www.astellas.com/jp/byoutai/index.html
＊旧藤沢薬品工業が1946年に設立した財団
以上
