アステラス製薬株式会社(社長:畑中好彦、以下「アステラス製薬」)の社員による社会貢献基金である「フライングスター基金」は、このたび会社とのマッチングギフト方式により、全国の6箇所の福祉施設に6台の車いす送迎車を寄贈することを決定しましたのでお知らせします。同基金による車いす送迎車の寄贈は、社会貢献活動の一環として1997年より毎年数台の規模で続けているもので、このたびの寄贈により累計で165台*1となります。本基金の名称に使われている「フライングスター」とは、未来に向かって進む美しく輝く星を表すアステラス製薬のコーポレートシンボルの名称です。

  本基金は、ささやかでも継続できる社会貢献活動を目的に、社員が中心となって1996年9月に発足した基金であり、人々の健康と福祉の向上に寄与することを活動目的としています。同基金への参加は社員の自由意思に委ねられていますが、現在、アステラスグループ社員約5,300名が参加しています。加入者は毎月の給与より100円を基金に積み立て、それに会社が同額を拠出したものを原資として年1回の寄付を実施する仕組みになっています。

   今回寄贈する車両は、車いすにベルトフックをセットし、車両に備えつけられたスロープ上を電動ウィンチにより確実に移動させられるよう設計された車いす仕様の軽自動車*23台と、同じ機能を持ち車いすを2脚乗車させることができる普通自動車*33台です。寄贈先は、肢体が不自由な方々の自立支援や仕事のための施設などが選ばれました。寄贈された車は施設に通う際の送迎や屋外活動時の移動などに役立てられる予定です。

   この他に、本年も日本グッド・トイ委員会、日本クリニクラウン協会、日本ホスピタル・クラウン協会に対し、同基金より寄付を行いました。この寄付金は、これらの団体が取り組むホスピタルキャラバン(全国の病院に良質なおもちゃを詰めたおもちゃ箱を巡回)や、クラウン(道化師)によるイベントの開催に用いられ、入院して闘病生活を送る子供たちに笑顔を広めていく活動に役立てられます。特に本年は、東日本大震災で被災した地域の子供たちのために活動している上記の団体にも役立てられています。

 

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