アステラス製薬株式会社(社長:竹中登一、以下「アステラス製薬」)は、このたび、創薬技術、製品種子、技術種子を保有するバイオベンチャーへの投資活動を一元管理する会社として、アステラス ベンチャー マネジメント LLC(社長:米山喜隆、Astellas Venture Management LLC、以下「AVM」)を米国に設立しましたので、お知らせします。

アステラス製薬が合併で誕生する以前より、前身である山之内製薬株式会社と藤沢薬品工業株式会社はそれぞれ米国にてベンチャー企業への投資活動を行なってきました。山之内 ベンチャー キャピタル LLC (Yamanouchi Venture Capital LLC、以下「YVC」)とフジサワ インベストメンツ フォー アントレプレナーシップ, L. P. (Fujisawa Investments for Entrepreneurship, L. P.)は日本の製薬企業が設立したベンチャー投資会社の先駆的存在であり、両社の投資実績は米国内のベンチャー投資業界でも高い認知度を得ています。

アステラス製薬となってから、YVCはアステラス ベンチャー キャピタルLLC(Astellas Venture Capital LLC)に名称を変更し、引き続き、将来が期待されるベンチャー企業へ対して経済的支援と事業拡大のサポートを行なってきました。このたび設立されたAVMは、旧山之内製薬と旧藤沢薬品のベンチャー投資機能及び新設の投資組合であるアステラス ベンチャー ファンド I L. P.(Astellas Venture Fund I L. P.)の管理運営を行う会社で、これによりアステラス製薬はベンチャー投資事業を一元管理する体制を整えました。

AVMは、アステラス製薬がこれまでバイオテクノロジー領域で培ってきた経験とネットワークを適用することにより更に成長が期待されるバイオベンチャー企業に対して、投資活動を行なっていきます。AVMは、資金提供だけでなく、アステラス グループが有する科学的・技術的専門性や、新薬開発力、マーケティング知識や、長期的視点に立った経営展望についてバイオベンチャー企業へ情報提供することにより、バイオベンチャーの急速成長と成功への支援を目指しています。

<アステラス ベンチャー マネジメント LLCについて>

英文名称 Astellas Venture Management LLC
所在地 Los Altos, CA
社長 米山 喜隆
設立 2005年9月22日
管理資金総額 67.5百万ドル


 

以上

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