アステラス製薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長 CEO:畑中 好彦、以下「アステラス製薬」)と寿製薬株式会社(本社:長野、代表取締役社長 CEO:冨山 泰、以下「寿製薬」)は、本日、アステラス製薬が選択的 SGLT2 阻害剤イプラグリフロジン L-プロリン(一般名、製品名:スーグラ®錠、開発コード:ASP1941、以下「イプラグリフロジン」)に関し、日本において 1 型糖尿病に関する効能・効果追加の承認申請を行いましたので、お知らせします。

 1 型糖尿病は、膵臓のインスリンを分泌するβ細胞が主に自己免疫により壊され、インスリンの欠乏が生じることにより発症する疾患です。日本国内で糖尿病が強く疑われる人は約 1,000 万人と推定されています*1。また、糖尿病患者のうち 1 型糖尿病患者は約 6%を占めると言われています*2。

 イプラグリフロジンは、アステラス製薬と寿製薬との共同研究において見出され、共同開発を行っている選択的 SGLT2 (Sodium-Glucose Co-transporter 2)阻害剤です。SGLTは細胞表面に存在する膜タンパクで、ブドウ糖の細胞内への輸送をつかさどっています。SGLT2 は SGLT のサブタイプの一つであり、腎臓近位尿細管でのブドウ糖再取り込みにおいて重要な役割を担っています。イプラグリフロジンは SGLT2 を選択的に阻害することでブドウ糖の再取り込みを抑制し、血糖値を下げる薬剤です。

 イプラグリフロジンは、2014 年 1 月に 2 型糖尿病を効能・効果としてスーグラ®錠の製品名で製造販売承認を取得し、2014 年 4 月より販売しています。

 アステラス製薬は今回の申請により、血糖コントロールが不十分な 1 型糖尿病患者さんに新たな治療選択肢を提供し、糖尿病治療に一層貢献できることを期待しています。

 なお、今回の申請に伴うアステラス製薬の当期(2018 年 3 月期)連結業績予想への影響はありません。

以上

*1:厚生労働省平成 28 年国民健康・栄養調査結果の概要
*2:糖尿病データベース構築委員会 2015 

アステラス製薬について
アステラス製薬株式会社(https://www.astellas.com/ja/)は、東京に本社を置き、「先端・信頼の医薬で、世界の人々の健康に貢献する」ことを経営理念に掲げる製薬企業です。既存の重点疾患領域である泌尿器、がん、免疫科学、腎疾患、神経科学に加えて、新たな疾患領域への参入や新技術・新治療手段を活用した創薬研究にも取り組んでいます。さらには各種医療・ヘルスケア事業との融合による新たな価値創出にも挑戦しています。アステラス製薬は、変化する医療の最先端に立ち、科学の進歩を患者さんの価値に変えていきます。

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