私たちは、生命と自然の輝きに彩られた地球を守ります。

アステラスは、企業価値の持続的向上を使命とし、企業価値向上のため、患者さん、株主、社員、環境・社会など、すべてのステークホルダーから選ばれ、信頼されることを目指しています。企業行動憲章の一部にはEHS (Environment, Health & Safety) に関する項目「社員の人権・人格・個性を尊重するとともに、社内の多様性を指向し、安全で働きがいのある職場環境を確保する」「企業活動と地球環境の調和は経営の必須条件であることを強く認識し、地球環境の改善のために主体的に行動する」が掲げられており、EHSに関しても高い倫理観に基づいた行動が求められています。環境ページおよび社員のページ(安全衛生)では、EHSを通した企業価値の持続的向上のための取り組みについて情報開示を行います。

トップメッセージ

アステラスは変化する医療の最先端に立ち、科学の進歩を患者さんの価値に変えることをVisionとしています。アステラスが持続的な成長を続けていくためには、環境の変化を敏感に捉え、変化とともに進化し続けることが必要です。エネルギーや気候変動、資源の有効利用、汚染防止などの環境側面の変化への対応や、アステラスが目指すFocus Areaアプローチにより取り扱いが多様化するモダリティの変化に合わせ、研究や生産段階での安全衛生面の適正な管理が求められます。常に変化が求められるEHSのフィールドでは、アステラス環境・安全衛生に関するポリシーおよびガイドラインを指標に、高い倫理観をもとにEHS活動を推進しています。

環境のフィールドの取り組みのトピックとして、「アクアプレミアム」導入が挙げられます。「アクアプレミアム」は東京電力エナジーパートナー株式会社が提供する温室効果ガスを排出しない水力発電由来の電力で、日本国内の3つの研究・製造拠点が消費する電力を2020年度から切り替えました。「アクアプレミアム」の導入は、SBTイニシアチブの認定を取得している2030年度の温室効果ガス排出削減目標に対して大きく貢献する重要な施策となると期待しています。

また、企業活動における社員の安全確保は、経営にとって欠くことはできません。労働災害の芽を摘むには俯瞰したリスクアセスメントを継続し、危険源を評価する目を養うことが重要です。研究や生産、営業など、すべての事業エリアでの労働災害の未然防止に向け、教育やリスク低減活動を継続していきます。

モダリティ:低分子化合物やペプチド(中分子)などの蛋白質医薬、核酸医薬、抗体医薬、細胞医薬といった物質的な種別や手段
SBTイニシアチブ:2015年にCDP、国連グローバルコンパクト、世界資源研究所および世界自然保護基金の4団体が共同で設立した団体。「パリ協定」の「2 ℃目標」達成に向け、国だけではなく企業にも温室効果ガスの削減目標の設定などを働きかける国際的なイニシアチブ。

経営管理・コンプライアンス担当役員
櫻井 文昭

 

 

 

KPMGあずさサステナビリティ株式会社の保証対象の内容については「保証対象マーク」で表示しています。
J-SUSマークは、本ウェブサイトに記載された環境情報の信頼性に関し、サステナビリティ情報審査協会(http://www.j-sus.org/)の定めた「環境報告・登録マーク付与基準」を満たしていることを示すものです。

なお、表示桁数未満を四捨五入して表示しているため、表記数値での合計や比率の計算結果と合わない場合があります。

 

アステラスと環境の関わり(2019年度実績)

アステラスでは研究・生産・営業・流通全般を通して、下記のように環境とかかわっています。

直接的な関わり

INPUT magnifying_glass_s.png OUTPUT
エネルギー GHG排出 magnifying_glass_s.png
電気 229,026 MWh
(再エネ由来分
30,283 MWh)
スコープ12

70,898 トン
(うち、車両利用 20,333 トン)

都市ガス 19,466 千m3 スコープ2 95,239 トン
LPG 1,144トン 大気汚染物質
LNG 1,215 トン NOx 23 トン
灯油 1 kL VOC3magnifying_glass_s.png 28 トン
軽油 2,328 kL 水質汚濁物質
ガソリン 6,281 kL BOD 8 トン
購入熱(温水・冷水) 1,828 GJ COD 39 トン
購入熱(蒸気) 23,559 GJ 排水4 magnifying_glass_s.png
その他再生可能エネルギー 54,232 GJ 排水量
(表層水)
7,254 千m3
資源 廃棄物 magnifying_glass_s.png
7,503 千m3 発生量 13,992 トン
原材料(重量把握分)1 4,376 トン 最終処分量5 80トン
原材料(体積把握分)1 886 kL  

1 日本の全事業拠点
2 エネルギー起源CO2以外の温室効果ガス排出量は含まれていません。
3 日本の生産、研究拠点
4 海外事業所の排水量は、取水量と同値としています
5 日本の全事業拠点(支店・営業所除く)

 

間接的な関わりによるGHG排出(スコープ3) magnifying_glass_s.png
上流のスコープ3排出量
カテゴリ GHG排出量
1 購入した製品・サービス 46,481トン
2 資本財 118,186トン
3 スコープ1、2に含まれない燃料及びエネルギー関連活動 21,586トン
4 輸送、配送(上流) 2,827トン
  原材料のローリー輸送 (188トン)
  工場→倉庫 (134トン)
  倉庫 (705トン)
  倉庫→卸 (1,800トン)
5 事業から出る廃棄物 2,016トン
6 出張(飛行機利用分) 33,844トン
7 雇用者の通勤 1,914トン
8 リース資産(上流) 算定対象外
下流のスコープ3排出量
カテゴリ GHG排出量
9 輸送・配送(下流) 算定対象外
10 販売した製品の加工 算定対象外
11 販売した製品の使用 排出実績なし
12 販売した製品の廃棄 582トン
13 リース資産(下流) 算定対象外
14 フランチャイズ 算定対象外
15 投資 算定対象外

 

 

バリューチェーン全体でのGHG排出 

アステラスの活動に伴うGHG排出は、グローバルで394千トンとなりました。ほぼすべての施設、営業車両の利用に伴うGHG排出を把握しています。スコープ1、2のほかに、継続してスコープ3の把握に努めています。

GHG ratio