アステラス製薬株式会社(本社:東京、以下「アステラス製薬」)は、2020年度第4四半期において減損損失を計上したこと、および2020年10月30日に公表した通期(2020年4月1日~2021年3月31日)連結業績予想(フルベース)と本日公表の実績の差異について、下記の通りお知らせします。

 

1. 減損損失の計上および内容について

 2020年度第4四半期において、2020年10月30日に公表した通期業績予想(フルベース)には含まれない減損損失588億円をその他の費用として計上しました。

 X連鎖性ミオチュブラーミオパチー(XLMTM)患者を対象として開発を進めている遺伝子治療薬AT132について、2020年12月に米国食品医薬品局(FDA)から臨床試験(ASPIRO試験)の差し止め解除通知を受領した後、開発計画を見直し、当初評価時と比べて米国や欧州などにおける承認時期の遅延や対象患者層の変更などを認識しました。その前提で資産価値の見直しを行った結果、無形資産の減損損失を計上することとなりました。

 アステラス製薬は、現在治療法のないXLMTMと共に生きる患者さんとそのご家族のためにAT132を安全に開発することに深くコミットしています。今後、AT132の承認申請に向けた開発を引き続き進め、各規制当局と協議を行っていくという、これまでの方針に変更はありません。

 

2. 2020年度(2020年4月1日~2021年3月31日)の通期業績予想(2020年10月30日公表)と実績との差異について(IFRS基準)

(単位:百万円)

  2020年度実績 2020年度
通期業績予想
増減額 増減率(%) (参考)前期実績
(2019年度)
売上収益 1,249,528 1,256,500 △6,972 △0.6 1,300,843
営業利益 136,051 210,500 △74,449 △35.4 243,991
税引前利益  145,324 209,500 △64,176 △30.6 245,350
当期利益 120,589 169,500 △48,911 △28.9 195,411

 

 上記1に記載の通り、無形資産の減損損失を計上したことなどから、フルベースにおいて営業利益以下の各段階利益において、業績予想を下回る結果となりました。

 

以上