ハイブリッド型臨床試験

臨床試験において、患者さんや治験施設の負担を軽減するため、遠隔医療やウェアラブルデバイスなどのテクノロジーを導入・活用する分散型臨床試験(DCT:Decentralized Clinical Trials)が注目されています。
DCTを臨床試験の現場で定着させるには、テクノロジーの利便性と患者さんのニーズのバランスを検討する必要があります。アステラスでは、患者さんの声とテクノロジーを融合した、ハイブリッド型臨床試験の実現を目指しています。
初期段階では、既存の臨床試験において患者さんの状態を評価する際に、従来の方法とテクノロジーを活用した方法の両方で評価する予定です。このデータ収集方法が、データの正当性を実証し、ハイブリッド型臨床試験の有効性を検証するための鍵となります。現在実証に向けて、ウェアラブルデバイスおよび個別化されたデータ収集アプリを活用した、がん領域の臨床試験を予定しています。適切なインフラが整い次第、収集されたデータにより、医師は潜在的な医学上の問題を知ることができ、アステラスは製品の潜在的な副作用についての詳細情報を知ることができるようになります。

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アステラスのDX戦略シリーズ Vol. 3:患者さんの声とテクノロジーを融合した新たな臨床試験のアプローチ

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