経営計画2021

進化した戦略、意欲的な目標、変革を引き起こす実行力
VISION実現への揺るぎない決意

アステラスは、「変化する医療の最先端に立ち、科学の進歩を患者さんの価値に変える」というVISIONを掲げており、これを継続的に追求していくために2025年までの5カ年にわたる「経営計画2021」を策定しました。

 

新たな3つの目標

「経営計画2021」では戦略実行を相互に補完し合う3つの目標の下、事業を推進していきます。

新たな3つの目標


①戦略目標

戦略目標は、私たちがVISIONを実現するための向こう5年間の道筋と、優先事項を明確に示しています。

②組織健全性目標

組織健全性目標は組織の最大限のポテンシャルを引き出し、One Astellasとして優れた実行力とイノベーションを生み出すための社内環境の構築を促します。

③成果目標

成果目標は経営計画および企業価値向上に対して持続的に高い成果を上げているかを測るための意欲的な目標です。

 

基本戦略の進化と発展

基本戦略の進化と発展

「経営計画2021」は新たな戦略の出発点ではなく、これまでの基本戦略を次の段階に推し進めるためのものであり、私たちは「価値」の共通定義の下、継続してイノベーションを探求していきます。
Focus Areaアプローチは、前回の経営計画から採用し、アステラスにとって患者さんの「価値」を実現するための新たな一歩となりました。今回の経営計画においても、このアプローチを継続し、実践していくことは重要な要素となっています。
さらに、私たちはこれまで医療用医薬品(Rx)の「価値」最大化を通じて獲得した強みを活かして、多くの患者さんの生活をより良いものとすることに貢献してきました。
また、新たな事業領域として「Rx+®事業」を立ち上げ、革新的なデジタル、デバイス技術や、診断技術、バイオエレクトロニクスなどを用いて、科学の進歩を患者さんの価値に変えるための新たな方法を探求しています。
アステラスはこれまでの経営計画を次の段階へ進化、発展させていくことで社会に対して価値をもたらし、結果としてビジネスを成功に導くための能力を確固たるものにしていきます。

基本戦略の進化と発展


「Focus Area アプローチ」による新たな価値創出を強化

私たちは、(1)病態関連性が高いバイオロジー、(2)汎用性のあるモダリティ/テクノロジー、(3)これら2つの要素により解決が期待されるアンメットメディカルニーズの高い疾患の組合せをFocus Areaと定義し、多面的な視点で創薬ターゲットを絞り込む新しいアプローチを確立しました。また、バイオロジー、モダリティ/テクノロジー、疾患の組み合わせのうち、科学的妥当性、研究開発や商業化の実現可能性、プロジェクトの充実度や進捗等の基準により同定された組み合わせをPrimary Focusと定義し、重点的に研究開発投資を行います。

「経営計画2021」では、「Focus Areaアプローチ」の実行をさらに強化してPrimary Focusを加速、拡大し、複数の革新的な治療法の確立を目指します。

Focus Area アプローチの詳細はこちら

「Focus Area アプローチ」による新たな価値創出を強化


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