「経営計画2021」の3つの目標の解説

「経営計画2021」で掲げた戦略目標、組織健全性目標、成果目標は、VISION実現に向けた歩みを加速させ、2025年までの持続的かつ大きな成長を実現するための機会についての概略を示しています。
 

①戦略目標(Strategic Goal)

以下に示す4つの戦略目標を追求することで、私たちが創造し提供する「価値」を最大化していきます。

SG1

1.アステラス製品に対する患者さんの持続的なアクセス

2.患者さんがアステラス製品から享受するアウトカム

 この2つの最大化に取り組みます。

SG2

1.「価値」の実証とPrimary Focusの拡大の加速

2.バイオ医薬品における最先端のイノベーションの効果的な探求

この2つによって、Focus Areaアプローチの実行を新たな次元に引き上げます。

SG3

これまでにない方法で科学の進歩を患者さんの「価値」に変えることを引き続き追求します。
経営計画2021期間中に、Rx+®ビジネスで複数のソリューションを事業化するとともに、パイプラインを充実させプロジェクトを加速させます。

SG4

サステナビリティ向上への取り組みの重要性を認識し、社会に与えるポジティブな影響を通じて、社内外からの信頼を獲得していきます。


②組織健全性目標(Organizational Health Goal)

長期にわたり優れたパフォーマンスを生み出す社内環境を構築するために以下の3つの組織健全性目標を策定しました。

OHG1

適切なリスクを取ることができるよう社員に権限が与えられるとともに、成果を追求し、イノベーションに注力できる環境を構築します。

OHG2

目的を持った人材マネジメントと、一貫したリーダーシップスタイルにより、望ましいマインドセットと行動が促進される環境を構築します。

OHG3

共通の目標を達成するために社員が効果的に協働し、組織的に力強く戦略を推進する環境を構築します。


③成果目標

成果目標は、経営計画の進捗を測る物差しであり、業績面での意欲的な目標です。次の3つの重要な側面から、成果目標を定義しています。

売上収益

XTANDIおよび重点戦略製品*の売上を2025年度に1.2兆円以上にする。
*ゾスパタ、PADCEV、ゾルベツキシマブ、エベレンゾ、fezolinetant、AT132

パイプライン価値

Focus Areaプロジェクトから創出される製品の売上を
2030年度に5,000億円以上にする。

コア営業利益率

2025年度に30%以上にする。


これらの成果目標達成により、足元の利益を大きく改善しつつ、将来の力強い成長をもたらすパイプラインの価値を高めることで、2025年度に株式時価総額7兆円以上と評価されるような企業となることを目指します。

成果目標の詳細についてはこちらをご覧ください。
 

3種類の目標が一体となって実行を促進

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