アステラス製薬株式会社(本社:東京、以下「アステラス製薬」)は、GnRH アンタゴニスト(徐放性)/前立腺がん治療剤「ゴナックスⓇ皮下注用」(開発コード:ASP3550、一般名:デガレリクス酢酸塩、以下「ゴナックスⓇ」)12 週間徐放性製剤について、本日、厚生労働省に製造販売承認申請を行いましたので、お知らせします。

 ゴナックスⓇは、日本において 2012 年 10 月に前立腺がんの効能・効果で発売されました。現在販売している 4 週間徐放性製剤に今後 12 週間徐放性製剤が加わることで、患者さんの負担軽減が図れるものと期待しています。

 アステラス製薬は、がんを重点研究疾患領域の一つと位置付け、同領域の研究開発を強化しています。ゴナックスⓇ12週間徐放性製剤の日本市場への投入により前立腺がん治療の選択肢を更に広げることができるものと考えています。

 なお、今回の申請に伴う当期(2018 年 3 月期)業績への影響はありません。

ゴナックスⓇについて
 ゴナックスⓇは、皮下注射される GnRH 受容体アンタゴニストです。アステラス製薬は、ゴナ ッ ク ス Ⓡ の 前 立腺 がん 治 療 に 関 す る 日 本 で の 独 占 的 開 発 ・ 販 売権 を FerringInternational Center SA*(本社:スイス)より 2006 年 1 月に取得しました。
 GnRH は脳の視床下部で産生されるホルモンであり、脳の下垂体に存在する GnRH 受容体に結合することにより、男性ホルモンの一つであるテストステロンの産生に関わっています。テストステロンは男性機能維持のために必要なホルモンですが、前立腺がんにおいてはがん細胞の増殖を促進し、症状を進行させます。これに対してゴナックスⓇは、GnRH 受容体への GnRH の結合を競争的に阻害することによってテストステロンの産生を低下させ、その結果、前立腺がんの増殖を抑制します。 

 *本契約上の一切の権利義務は 2016 年 1 月に Ferring International Center SA から Ferring Private Ltd.へ譲渡されました。

以上

注意事項
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