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アステラスつくば研究センターの敷地内に設立された
オープンイノベーション拠点

SakuLabTM-Tsukubaは、アステラスつくば研究センターの敷地内に設立されたオープンイノベーション拠点です。入居後すぐに使える生物系・化学系の実験施設を備えており、利用者には、創薬に関するアステラスの様々な専門家によるサポートのほか、利用者同士、あるいはアステラスの研究者とのネットワークの機会を活用いただけます。

当施設が位置するつくばには、日本有数のライフサイエンス拠点が形成されています。柏の葉にあるライフサイエンス拠点と近く、アステラスには、海外のライフサイエンス拠点を含む幅広いネットワークもあります。斬新なアイデアに挑戦するスタートアップやアカデミア、そしてアイデアを製品化するノウハウを持つ製薬企業—異なる強みを持つ多様なステークホルダーがSakuLabTM-Tsukubaに集まり、この場から、アイデアの種が成長して花開き、研究者の皆さんが新たな一歩を踏み出すことが期待されます。

当施設の利用の申し込みはこちらから

 


 

Features​

Facilities

Facilities

  • すぐに実験を開始できるシェアラボを完備しており、あわせて居室・会議室等の共有施設をご利用いただけます。
  • P1の遺伝子組換え実験、バイオセーフティレベルBSL2以下の実験に対応できるほか、今後、動物実験施設を用意する予定です。
  • 化学系研究室が2室でベンチ数は合計6、生物系研究室が4室でベンチ数は合計24あります。総面積は400 m2あり、ニーズに応じて拡張予定です。
Lab equipment

Lab equipment

  • 超純水製造装置、安全キャビネット、CO2インキュベーター、オートクレーブ、多目的冷却遠心機、小型高速冷却遠心機、ディープフリーザー(-80℃)、フリーザー(-20℃)、冷蔵庫(4℃)、中型恒温振盪培養器、製氷機、倒立顕微鏡、精密電子天秤、pHメーター、オールインワン蛍光顕微鏡、マルチモードプレートリーダー、ナノドロップ、LC-MS、HPLC、超音波洗浄機、エバポレーター、自動精製装置、リアルタイムPCRシステム*、ウェスタン等検出装置*、フローサイトメーター*など。(*順次入荷予定)
Support

Support

  • 各種の創薬プラットフォームや創薬に関する知識をもつアステラスの研究員とnon-confidentialで相談することができます。
Communication

Communication

  • BioLabsと連携した利用者向けのイベント、海外のライフサイエンス拠点とのコミュニケーション機会を提供する予定です。
  • 利用者同士およびアステラス研究員とのネットワーク機会を提供します。
Application/Costs

Application/Costs

  • ライフサイエンス関連のスタートアップ企業・アカデミア・起業を目指した研究チームのご利用を想定しています。
  • 革新的なアイデア・技術で、新たなヘルスケアソリューションの実現を目指す方を対象としており、研究題材・分野・ステージは問いません。
  • 当施設の利用をご希望の場合は、まずお問い合わせフォームからご連絡ください。その後、書類審査と面談審査を行い、契約手続きに進みます。
  • 月額利用料: 198,000円(税込217,800円)
    月額利用料に含まれる費用
    ・1ベンチ (150 cm x 75 cm)、1デスク(フリーアドレス)、会議室の利用費
    ・上下水道、光熱、空調に関する費用
    ・一般・オフィス廃棄物処理、警備、環境維持に関する費用
    ・鍵付きロッカー(1基)、Wi-Fi環境、コピー複合機の利用費
    ・その他施設の維持管理費用
  • 利用契約期間: 原則として1年以上、最長2年を予定。詳細はご相談ください。

 

Government Support

 

Lab Users

Alpha Fusion Inc.

Alpha Fusion Inc.
 

アルファフュージョンは、主に大阪大学及びQiSS*の成果をもとに創薬を実現するために設立されたベンチャー企業です。アスタチン(At-211)を用いた標的α線核医学治療による難治性がん治療薬を開発しています。大手加速器メーカーや国内外の研究機関と連携しながら、グローバルにアスタチン治療薬の開発・社会実装を担います。

*QiSS(量子アプリ共創コンソーシアム):大阪大学が幹事機関となり、科学技術振興機構 産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(JST OPERA)により設立されたコンソーシアム。

つくばデジタルバイオ国際拠点

つくばデジタルバイオ国際拠点
 

つくばデジタルバイオ国際拠点は筑波大学を代表機関としているネットワーク機関です。『つくばを中核とするバイオリソースとデジタル技術を駆使した学際研究により、全世代の国民のWell-beingをサポートする社会の実現』をビジョンとして、筑波地区に集積する先端的な研究機関、企業ならびに地方自治体や関係団体などが協調しながら、医・食・環境分野のデジタルバイオ研究を促進させ、新産業創出と若手人材育成を通じたデジタルバイオエコノミー社会の構築を目指しています。「内閣府バイオ戦略2019・2020」の方針を受けて2020年12月にスタートしました。

 

Access​

【アステラス製薬つくば研究所 トランスレーショナル研究棟 3F、4F】
所在地:茨城県つくば市御幸が丘27番地
駐車場・駐輪場完備
最寄り駅:つくばエクスプレス「研究学園」駅
最寄り駅からのアクセス:
バス利用:研究学園駅発 つくバス谷田部シャトル B(下り)「科学万博記念公園」下車(所要時間約14分)、バス停より徒歩 7分
徒歩:25分