取締役とトップマネジメント
2025年7月時点
2025年10月時点
アステラスのトップマネジメントは、代表取締役、社長CEOおよび各事業領域を担当するメンバーで構成されています。これらのメンバーは、アステラスグループのグローバル経営における重要な事項に関する議論を行うエグゼクティブ・コミッティに参加しています。
代表取締役会長
代表取締役社長CEO
代表取締役副社長
取締役(社外)
取締役(社外)
取締役(社外)
取締役(社外)
取締役 監査等委員
取締役 監査等委員(社外)
取締役 監査等委員(社外)
取締役 監査等委員(社外)
取締役(社外)
取締役(社外)
代表取締役社長
Chief Executive Officer(CEO)
岡村 直樹は、当社の代表取締役社長CEOとして経営計画 2021の達成、さらにはその先の長期的な成長に向けた戦略を掲げ、全社の取り組みを推進しています。
1986年、山之内製薬(現・アステラス製薬)に入社。2010年に買収した米国子会社のCEOに就任。2012年にAstellas Pharma Europe Ltd.に出向し、欧州・中東・アフリカ事業の経営戦略担当Senior Vice Presidentを務めました。アステラス製薬帰任後は、事業開発部長、経営企画部長、執行役員 経営戦略担当などの要職を歴任し、2019年6月に代表取締役副社長 経営戦略担当、2023年4月に代表取締役社長CEOに就任。
営業部門のバックオフィスを皮切りに様々な部門で経験を積み、主に経営企画や事業開発の仕事に携わりました。すべてのステークホルダーとの対話機会を大切にし、多様で新しい考え方への理解を常に深めています。患者さんに「価値」を届けるため、アステラスの持続的な成長を多角的に考えて優先順位を見極め、経営資源を適切に投入していきます。
東京大学薬学部卒
担当組織 :
アドボカシー、API 渉外、広報、監査
代表取締役副社長
人事担当
Chief People Officer(CPO)
杉田勝好は、代表取締役副社長 人事担当として、社員とともに学び、成長を続け、優秀で多様性豊かなチームの革新的なポテンシャルを引き出すことで、アステラスを最高の職場にすることを目指しています。
ジョンソン・エンド・ジョンソン、アストラゼネカ、マイクロソフトなど製薬業界ならびにIT業界において30年にわたる人事経験を積み重ねた後、2021年5月、アステラス製薬に人事部門長として入社。専務担当役員 人事・コンプライアンス担当を経て、2023年6月に代表取締役副社長 人事・コンプライアンス担当に就任。
人事のシニアリーダーとして企業文化の形成や明瞭化に取り組み、アステラスにOne Teamとしての活力を生み出しています。グローバル組織におけるリーダーシップとコミュニケーションに精通し、日本と米国において、タレントマネジメント、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン、データに基づく人事施策の実行、そしてHRのベストプラクティス共有に関するプロジェクトをリードしています。
京都大学文学部卒、 MBA, City University of London’s Business School
担当組織 :
CPOオフィス、人事
研究開発担当
Chief Research & Development Officer(CRDO)
谷口 忠明は、研究開発担当として、医療への新たな期待を生み出す治療法を開発するグローバルチームを指揮しており、患者さんが待ちわびる革新的な治療法の開発や、製品のライフサイクル全体における適切で安全な使い方の確保を推進しています。
研究、開発、メディカルアフェアーズにわたる20年以上の業界経験を有し、 2022年7月にアステラス製薬に入社後、2022年10月にメディカル担当に就任。がん、糖尿病や呼吸器疾患など幅広い疾患領域において、革新的な医薬品を患者さんに届けてきた実績を有しています。アステラスに入社する前は、複数のグローバルな製薬企業において、米国や日本、中国でグローバルや地域を指揮する上級職を歴任してきました。
Imperial College LondonでPh.D. in Medicineを、鳥取大学では医学博士号を取得し、がん領域の外科医として、10年間を病院や研究所で過ごしました。これまでに培った知識や経験を基に、病気の治療法を変えるというユニークな視点で医薬品へのアプローチを見直すことで、グローバルな製薬企業としてイノベーションを起こし、最先端の科学を患者さんに届けることに取り組んでいます。
鳥取大学医学部卒、鳥取大学 博士(医学)、Ph.D. in Medicine, Imperial College London
担当組織 :
CRDOオフィス、バイオファーマ&眼科開発、臨床開発、早期臨床開発&トランスレーショナルサイエンス、オンコロジー開発、薬事&ファーマコビジランス、オンコロジーリサーチ、セル&ジーン セラピーリサーチ、イノベーションラボ、プライマリ・フォーカス・リード(Blindness & Regeneration)、プライマリ・フォーカス・リード(Genetic Regulation)、プライマリ・フォーカス・リード(Immuno-Oncology)、プライマリ・フォーカス・リード(Targeted Protein Degradation)
製薬技術担当
Chief Manufacturing Officer(CMfgO)
Rao Mantriは、製薬技術担当として、医薬品の製造・供給を指揮しています。多様なモダリティにわたる技術力を活用し、早期の製品開発・発売と安定供給を推進しています。
グローバルな製品開発、製造、サプライチェーンマネジメントなどの医薬品のバリューチェーンにおいて24年を越える経験があり、前職のBristol Myers Squibbでは、多くの低分子・バイオ医薬品の開発・商業化に貢献してきました。2025年2月にアステラスに入社し、2025年4月からCMfgOを務めています。
Raoは、様々なモダリティや技術にわたる専門性に加え戦略的な知見をもち、文化や機能を越えて事業を進める能力を備えています。スピード感をもって革新的な医薬品を生み出し、世界中の患者さんに届けることに尽力しています。
Education: Doctor of Philosophy in Pharmaceutical Chemistry (Honors), The University of Kansas; Executive M.B.A., Sloan School of Business, MIT
担当組織 :
CMfgOオフィス、バイオファーママニュファクチャリング、エクスターナルマニュファクチャリング、ファーママニュファクチャリング、プロダクトリサーチ&ディベロップメント、プロダクトエクセレンス、サプライチェーンマネジメント
販売統括&メディカルアフェアーズ担当
Chief Commercial & Medical Affairs Officer(CCMAO)
Claus Zielerは、販売統括&メディカルアフェアーズ担当として、マーケティング戦略、渉外、マーケットアクセス、価格設定、販売、その他販売関連業務を含む、当社のグローバル販売業務のすべておよびメディカルアフェアーズを指揮しています。
1991年にシェーリングAGで管理職候補生としてキャリアをスタートし、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アメリカ、アジアで営業・マーケティング、研究開発、生産、マネジメントを経験し、ドイツとアルゼンチンに管理職として赴任。またバイエルにて、ベルギー、日本、シンガポールで管理職を務めました。2019年、アステラスに入社。インターナショナルマーケット(アジア、ロシア、中東、ラテンアメリカ)やエスタブリッシュド マーケット(ヨーロッパ、カナダ、イスラエル)のPresidentを歴任し、製薬業界での経験は30年以上に及びます。
2023年に販売統括担当へ就任後、顧客エンゲージメントの最適化によって、ブランド価値最大化を目指す成長戦略を立ち上げました。メディカルアフェアーズとコマーシャルが共同でリードする部門横断的なブランドチームを編成し、患者により良いインパクトを生み出せるよう、顧客と最も接点のある社員に決定権を与えるなど、組織全体の意識と行動変革を推進しています。
Education: MBA, INSEAD, France; Master of Science in Molecular Biology, the University of Wisconsin-Madison; Bachelor of Arts in Molecular Biology, Princeton University
担当組織 :
CCMAOオフィス、チャイナコマーシャル、エスタブリッシュドマーケットコマーシャル、インターナショナルマーケットコマーシャル、日本コマーシャル、米国コマーシャル、カスタマーエンゲージメントエクセレンス、グローバルアクセス・バリュー&パブリックポリシー、グローバルブランドストラテジー&マーケティング、グローバルメディカルアフェアーズ、ニュープロダクトプランニングコマーシャル
経営戦略担当
Chief Strategy Officer(CStO)
Adam Pearson は、経営戦略担当として経営計画立案、デジタルおよびビジネス変革能力の向上と戦略の実行、事業提携・開発、Rx+事業創成、ペイシェント・セントリシティ、サステナビリティ推進等の取り組みを指揮しています。
Boston Consulting Groupを経て、2004年にYamanouchi U.K. Ltd. (現 Astellas Pharma Europe Ltd. )に入社。Regional Senior Vice President North Europe や Astellas Pharma Ltd.(英国販社)の General Manager United Kingdom などを歴任し、2020 年4月に経営企画部門長、2023年4月に経営戦略担当に就任。
様々な国や地域、部門、機能における主導者としての重要な職位を歴任し、ライフサイエンス領域での戦略的および運営的な役割の経験は20年以上に及びます。また患者としての自身の経験も含め、患者中心の考え方を広く発信しています。
Education:MBA, Stanford Graduate School of Business; BA, Philosophy, Politics and Economics, Oxford University
担当組織 :
コーポレートCxOオフィス、事業開発、経営企画、デジタルX、アイオタバイオサイエンシズ、ペイシェントセントリシティ、Rx+事業創成、サステナビリティ、トランスフォーメーションオフィス
デジタル&変革担当
Chief Digital & Transformation Officer (COTO)
Nick Eshkenaziは、デジタル&変革担当として、アステラスのデジタルおよびビジネス変革能力の向上と戦略の実行に注力しています。部門横断のチームと連携して、ビジネス目標の達成と業務効率化を実現するデジタルソリューションを有効に活用しています。
ウールワースやコストコ、パッカー、USAAなどのグローバル企業においてテクノロジー、データ、オペレーションの分野で30年以上の経験を有し、CDTO、CDO、CIO、CTOなどの幹部職を歴任。巨大多国籍企業と連携しながら、各国に跨るチームを率いて戦略的・変革的プログラムを成功させました。2023年11月にアステラスにChief Digital Officerとして入社し、2024年4月にデジタル&変革担当に就任。
Nickはイノベーション、指数関数的思考、戦略的リーダーシップで知られており、世界各地で講演や協業を頻繁に行うなど、いくつかの企業の取締役会の戦略アドバイザーとしても活躍しています。変革、イノベーションとその実行に対する現実的かつ常識的なアプローチで、ビジネスへのデジタル技術の導入に向けた橋渡し役を担っています。2022年と2024年に、CIO Outlook誌からTop 10 Chief Digital Officer in APACに選出されました。さらに、2024年に、C-Suite Insider誌からCDTO of the Year(医薬品製造業)を受賞しました。
Education: Master of Science in Computer Science, Technical University of Sofia
財務担当
Chief Financial Officer(CFO)
北村 淳は、財務担当として企業会計、財務戦略、調達、財務・税務等の取り組みを指揮しています。
Procter & Gamble でファイナンスの経験を積み重ねた後、ティエヌティエクスプレスで、利益改善計画を策定・達成。すかいらーくホールディングスでは再上場を成功させ、CFOとして株式市場との直接対話を経験したのちに、パイオニアの取締役兼常務執行役員CFO経営管理本部担当として、グループ全体の財務関連・知的財産を管掌。2023年11月にアステラス製薬に財務担当として入社。
カーエレクトロニクス、食品サービス、物流、一般消費財メーカーと、様々な業界のファイナンス領域においてシニアリーダーを経験しました。患者さんの「価値」を活動の中心に据えているアステラスのVISIONに強く共感し、多岐にわたる業界の経験を生かしながら事業に寄り添い、ガバナンス強化による持続的な成長の基盤構築に寄与しています。
東京大学経済学部卒
担当組織 :
CFOオフィス、コーポレートFP&A、コーポレートコントローラー、グローバルビジネスソリューションズ、調達
法務・コンプライアンス担当
General Counsel and Chief Ethics & Compliance Officer(GC & CECO)
Tatjana Dragovicは、法務・コンプライアンス担当として、法務、知的財産、倫理・コンプライアンス、品質保証を含むリスク管理機能をリードしています。この機能は、リスク管理の機動性を高め、ガバナンスを推進し、部門間の協力を強化することを目的としており、最終的には患者さんにとっての価値を向上させることを目指しています。
Sidley Austinで製品責任および大規模訴訟の弁護士としてキャリアをスタートし、製薬、医療機器、保険、商業クライアントに対して助言を行ってきました。2007年にSenior Corporate Counselとしてアステラスに入社し、OSI Pharmaceuticals, Incの買収を含む多くの重要なビジネスイニシアティブに貢献しました。2014年から米州のコンプライアンス担当となり、2018年にはHead of Ethics & Complianceに任命され、以来、グローバルに倫理・コンプライアンスをリードしてきました。
製薬業界で20年以上の経験を持ち、法務、倫理、コンプライアンス、その他のリスク関連事項における知識に長けています。リスク軽減とビジネスの優先事項のバランスを取りながら、複雑な課題を乗り越えるスキルを持ち、常に患者さんのニーズと誠実さを意思決定の最前線に置いています。そして患者さんに対する情熱を持ち、誠実さ、責任、革新、エンパワーメントの文化を促進する強い患者志向でリードしていきます。
Education: A licensed attorney in Illinois; J.D, summa cum laude, from Loyola University School of Law, Chicago; Bachelor of Science, the University of Illinois at Urbana-Champaign.
担当組織 :
GC&CECOオフィス、エシックス&コンプライアンス、法務、知的財産、品質保証