環境

地平線上の都市は、企業価値の持続的向上がアステラスの企業使命であることを表しています。
地平線上の都市は、企業価値の持続的向上がアステラスの企業使命であることを表しています。

環境に関する取り組みと情報開示




環境への取り組み

私たちは、生命と自然の輝きに彩られた地球を守ります。アステラスは、企業価値の持続的向上を使命とし、企業価値向上のため、患者さん、株主、社員、環境・社会など、すべてのステークホルダーから選ばれ、信頼されることを目指しています。環境ページおよび社員のページ(安全衛生)では、EHSを通した企業価値の持続的向上のための取り組みについて情報開示を行います。

メッセージ

アステラスは、事業活動を通じて社会の持続可能性に貢献することを重要な経営課題の一つとして位置付けています。なかでも気候変動への対応については、パリ協定の1.5℃目標に整合した取り組みを推進しており、2023年には2030年までに温室効果ガス(GHG)スコープ1およびスコープ2排出量を削減する目標を設定するとともに、2050年までにネットゼロを達成する方針を公表しました。

 

2025年度においては、ダブリンおよび瀋陽の両工場における太陽光発電設備の導入・増設に加え、焼津事業場および富山事業場において、コーポレートPPAを活用したオフサイト再生可能エネルギー電力の利用を開始しました。これらの取り組みにより、スコープ1および2排出量の削減は、2030年目標の達成に向けて順調に進捗しています。

 

一方で、バリューチェーン全体における排出量であるスコープ3については、引き続き重要な課題であると認識しています。2025年度には、ビジネスパートナーから直接取得した排出量データ(プライマリーデータ)をスコープ3算定に活用するための検討を進めるとともに、パートナー企業の再生可能エネルギー活用を促進する国際的な取り組みであるEnergizeプログラムへの参画を開始しました。

 

生物多様性の分野においては、2025年度に焼津事業場のビオトープ保全計画およびつくば事業場の緑地保全計画が、地域生物多様性増進法に基づく「自然共生サイト」として認定されました。これらの取り組みは、COP15で採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」における30by30目標に沿うものであり、OECM(Other Effective Area-based Conservation Measures)として国際データベースに登録されています。

 

なお、これまで発行してきたPDF版のEHSレポートについては、2026年よりESGレポートとして刷新し、当社のサステナビリティに関する取り組みをより包括的に開示しています。アステラスは今後も、国際的な開示動向やステークホルダーの期待を踏まえながら、サステナビリティ情報の透明性および信頼性の向上に継続的に取り組んでまいります。

アステラスと環境の関わり(2025年度実績)

アステラスでは研究・生産・営業・流通全般を通して、下記のように環境とかかわっています。

INPUTOUTPUT
エネルギー*1GHG排出*1


購入電力量
190,088 MWh

うち再エネ由来分
113,024 MWh
スコープ1*443,743 t-CO2
スコープ237,171 t-CO2
大気汚染物質*5

気体燃料

191,295 MWh
NOx排出量14 トン
VOC排出量21 トン
液体燃料44,338 MWh排水量、水質汚濁物質
購入熱8,525 MWh排水量*26,011 千m3
再生可能エネルギー

16,019 MWh
(うち自家発電分 3,818 MWh)


BOD負荷量*5

6 トン
資源COD負荷量*518 トン
水使用量*26,327 千m3 *2廃棄物

原材料および消耗品*3

 4,253トン
発生量*611,299トン
最終処分量*775トン

*1 アステラスの全事業拠点

 

*2 グローバルの生産拠点、研究拠点。(なお、海外の研究拠点およびUSの生産拠点の排水量は、取水量と同値としています。)

 

*3 日本の生産拠点で商用生産のために購入したもので、重量あるいは体積ベースで把握可能なもの。消耗品は、商用生産プロセスで使用されるものを対象としています。

 

*4 エネルギー起源CO2以外の温室効果ガス排出量は含まれていません。グローバルの生産拠点および日本の研究拠点から排出されたフロン類のCO2換算量は518 t-CO2eでした。

 

*5 日本の生産拠点、研究拠点。

 

*6 日本の全事業拠点および海外の生産拠点、研究拠点。

 

*7 日本の生産拠点、研究拠点、物流拠点

(単位:t-CO2e)

上流のスコープ3排出量下流のスコープ3排出量
1. 購入した製品・サービス957,7689. 輸送、配送(上流)15,928
2. 資本財81,67110. 販売した製品の加工算定対象外
3. スコープ1、2に含まれない燃料 及びエネルギー関連活動23,63411. 販売した製品の使用算定対象外
4. 輸送、配送(上流)12,57112. 販売した製品の廃棄210
5. 事業から出る廃棄物77713. リース資産(下流)1,660
6. 出張(飛行機利用分27,75014. フランチャイズ算定対象外
7. 雇用者の通勤1,88815. 投資算定対象外
8. リース資産(上流)算定対象外  

アステラスの活動に伴うGHG排出は、グローバルで1205千トンとなりました。

変化する医療の最先端に立ち、科学の進歩を患者さんの「価値」に変えるというアステラスのVISIONに結びつく戦略を示した図です。