カルチャー・インテグレーション(C&I)チームは、アステラス全体でぺイシェント・セントリシティの文化を構築し、世界中の全従業員が、日々のあらゆる役割において患者さんを意識できるよう促進しています。また、C&Iは、ペイシェント・セントリシティのオペレーショナルチームを支援して、Value Creation、Value Delivery、Value Enablementの患者軸に沿い、アステラス社内における、患者さんの洞察とペイシェント・セントリシティのケイパビリティを統合しようとしています。C&Iは、世界中のヘルスケア業界におけるペイシェント・セントリシティのイノベーションをリードするアステラスの取り組みを外部へ発信しています。
組織文化は、従業員のエンゲージメント、イノベーション、生産性、コラボレーション、定着率に影響を与えると広く認識されています。したがって、組織の顧客体験、収益性、評判にも影響を及ぼします。ペイシェント・セントリシティの文化は、組織が患者さんに価値を提供し、従業員の目的意識に重点を置き、患者さんからの洞察を組織全体に統合し、患者さんのポジティブなアウトカムに焦点を当てます。
当社のペイシェント・セントリシティの文化の中心には、患者さんとそのご家族の生活を日々改善し、そのためになすべきことを実践するという目的があります。この理念は、HEARTビデオに要約されています。
真にペイシェント・セントリシティの文化を構築するには、受動的な文化から能動的な文化への変革が求められており、その変革はペイシェント・セントリシティの取り組みを通じて実践化されます。C&Iは、アステラスの全従業員がペイシェント・セントリシティの目的と影響を理解、実行、共有できるよう、充実したプログラムポートフォリオを提供しています。
アステラス製薬では毎年6月がPatient Centricity (PC)Monthです。PC Monthの期間中、従業員には次の機会が与えられます。
Patient Centricity University (PCU) は、社内学習センターです。全従業員が患者中心の目的を明確にして共有することを支援します。患者中心の知識とスキルを習得し、患者さんのアンメットニーズを特定して解決し、組織の能力向上と患者アウトカムを改善する方法に関して独自の知識を共有するのに役立てることが狙いです。PCU認定には4つのレベルがあります:
Solve-a-Thonは、患者さんのアンメットニーズを解決するための非医療用医薬品の特定と実装に焦点を当てた、社内のグローバルなイノベーションチャレンジです。Solve-a-Thonのチームは、患者中心の起業家能力開発プログラムであるVirtual Acceleratorに参加します。このプログラムは、チームが患者さんのアンメットニーズを特定し、短期間で革新的なソリューションを考案できるよう支援します。支援には、オンライントレーニングへのアクセス、経営陣のコーチング、ビジネスリーダーがチームのスポンサー兼メンターとして支援する仕組みが含まれています。
受賞チームは、世界中の患者さんの生活を改善する非医療用医薬品のソリューションを提案し、実施してきました。過去の優勝チームは、下記のソリューションを提案しました。