アステラス製薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長CEO:畑中 好彦、以下、関連会社も含め総称して「アステラス」)とDonate Life America、世界移植者スポーツ大会連盟(以下、「WTGF」)は、数千人が新たに臓器提供候補者に登録し、オンラインでの臓器提供登録についての過去のギネス世界記録TMの3倍の登録者数を、8時間の間に達成したことをお知らせします。また、米国で開催されたラグビーの試合のハーフタイムのセレモニーにおいて、アステラスはWTGFに175,000米ドルの寄付を送り、集まった多くの観衆が世界各国からの臓器移植者を歓迎しました。

 アステラス製薬株式会社の代表取締役社長CEOの畑中 好彦は、次のように述べています。「臓器提供候補者の登録により、今回の取り組みに関与して下さった全ての人々に心から感謝申し上げます。このたびの成果は、私たちの20年以上にわたる移植団体への支援と、臓器移植者の課題に立ち向かう提携組織との継続的な協同の結果であることを誇りに思います。」

 「米国では、10分に1人のペースで臓器提供を求める患者さんが増えています。患者さん達は、臓器提供(いのちの贈りもの)を真剣に求めています。これらの人々が、いのちの贈りものを受け取るためには、臓器提供者が必要です。」とDonate Life AmericaのPresident & CEOであるDavid Flemingは述べています。

 「私たちは、世界各国の臓器移植を受けた患者さんが活動的な生活を送り、かけがえのない贈りものを大切にできるようにFit for Life!を立ち上げました。Fit for Life!は、臓器提供や移植の意義を世界に示しています。」と世界移植者スポーツ大会連盟会長のChris Thomasは述べています。「同様に重要なことですが、活動的に生きることを可能にしてくれた臓器提供者やその家族等の人々に対して、感謝を伝える場を提供しています。」

 臓器提供の登録を促し、ギネス世界記録TMの達成に向けた今回の活動は、世界各国のトップアスリート、ラグビーチーム、著名人の協力により、ソーシャルメディアを介して短期間で拡がりました。米国に在住する人々は、RugbyRecord.orgやApple社のiPhoneからDonate Life Americaの登録制度にアクセスすることが可能となっていました。また、世界各国において、Twitterでハッシュタグ(#organdonor)を付けてシェアすることにより、ソーシャルメディアを介してキャンペーンに対する関心がさらに高まりました。なお、ハッシュタグが付けられるたびに、アステラスからWTGFに5米ドルが寄付され、寄付金の総額は175,000米ドルに達しました。

 WTGFとアステラスは、本年、臓器移植を受けた患者さんが運動や団体スポーツへの継続的な参加を通じて、充実した活動的な生活を送れるよう支援する世界的なプログラム「Fit for Life!」を立ち上げました。アステラスは、Donate Life Americaと共に、今回のオンラインでの臓器提供登録数のギネス世界記録TMに挑戦していました。

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