アステラス製薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長CEO:安川 健司、以下「アステラス製薬」)は、肺炎球菌を標的として開発を進めている新規のワクチンASP3772について、Affinivax, Inc.(本社:米国マサチューセッツ州、CEO: Steven B. Brugger、以下「Affinivax社」)と全世界における開発・商業化に関する独占的な権利をAffinivax社へ返還することに関する契約を2月25日付で締結しました。米国独占禁止法に基づくクリアランスを得ることを前提に、本契約は4月までにクロージング予定です。

 今回の決定は、アステラス製薬における研究開発パイプラインの戦略的な優先順位付けに基づくものです。

 本契約に基づき、アステラス製薬はAffinivax社から6,500万米ドルの契約一時金を受け取り、ASP3772の臨床開発、商業化の進捗に応じたマイルストンならびにロイヤルティおよびAffinivax社が創製する次世代肺炎球菌ワクチンの売上に応じたロイヤルティを受け取ります。

 本件によるアステラス製薬の通期(2022年3月期)連結業績への影響は織り込んでいません。3月中にクロージングする場合、契約一時金を当期中に収益認識することから、売上収益および営業利益にプラスの影響を見込んでいます。

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