- 個々の創薬チームが自律的に「価値」を創出する組織へ -

 アステラス製薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長CEO:安川 健司、以下「アステラス製薬」)は、以下の通り、2021年10月1日付で研究組織の変更を行います。

 本組織変更では、アステラス製薬の研究段階における部門間の相乗効果を最大化し、より機動性の高い研究組織を確立します。これにより、競合優位なポートフォリオを構築し、患者さんに革新的な治療法を提供し続けることを目指します。

 当社は、「経営計画2021」の戦略目標の一つである「科学の進歩を確かな「価値」へ」において、研究開発戦略上の Focus Areaアプローチ から生み出された複数のプログラムに優先的に経営資源を投下し、パイプライン価値を高めることを掲げています。その実行に向けて、新体制では、研究段階の活動をより強化するためにChief Scientific Officer(CScO)の管轄の下、従来のバトンタッチ型の機能別組織から個々の創薬チームが自律的に革新的医薬品創出に取り組むアジャイル型の研究組織体制に変更します。現在の研究本部(Drug Discovery Research: DDR)は発展的に解消され、機能および従業員は新しい部門に再配置されます。これに伴い、研究本部長の職務も廃止されます。

1.バイオベンチャーモデルを進化させ、生産性と敏捷性をさらに高めます。

■創薬アクセレレーター部門(Discovery Accelerator)を新設
機敏かつ柔軟なベンチャーユニットモデルを活用して革新的な候補製品を産み出し、次のPrimary Focusにつながるアセットを研究ポートフォリオに加えていきます。

■研究機能の一部をCScO直下に配置
現在、DDR内にある研究機能がCScO直属部門となり、より自律的で機動性の高い創薬エンジンとして活動します。

2.製薬企業としての高いコア・ケイパビリティをさらに強化および進化させます。

■開発研究部門(Applied Research & Operations)を新設
研究組織全体に高いファーマ・コア・ケイパビリティと適切な品質標準、および最先端の研究プラットフォームを提供することを通じて、製品候補の治験許可申請までのスピードと品質を高め、継続的に製品を提供できるようにします。

■研究パートナリング部門(Early-Stage Partnering)を新設
アステラス製薬の研究パイプライン全体を充実させるため、幅広い初期研究段階の提携および投資の機会を開拓します。               

3.生産性を最大化し、グローバル視点で最適な組織体制およびモデルを構築します。

■ストラテジー&オペレーションズ(Strategy & Operations)を新設
CScOおよび研究リーダーシップチームをサポートし、各研究エンジンの強みの相乗効果を最大化することで、研究リソースの効率的な使用を促進します。

■アフィリエイトエンゲージメント(Affiliate Engagement)を新設
アステラス製薬に最近加わった、または将来加わる研究系子会社に必要な支援を提供し、適切に導きながら、アステラスグループ内での価値を最大化できるよう支援します。

 アステラス製薬は、新たな研究組織体制により、革新的で信頼性の高い医薬品の提供を通じて世界中の人々の健康に引き続き貢献してまいります。

以上