- 温室効果ガスを排出しない水力発電由来の電力に切り替え -

 アステラス製薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長CEO:安川 健司、以下「アステラス製薬」)は、4月から日本国内の3つの研究・製造拠点(つくば研究センター、つくばバイオ研究センターおよび高萩合成技術センター)が消費する全ての電力を、温室効果ガスを排出しない水力発電由来の電力として東京電力エナジーパートナー株式会社が提供している「アクアプレミアム」*1に切り替えます。

 アステラス製薬は、世界の人々の健康に貢献する企業として、持続可能な社会の発展に貢献していくため、地球環境と調和した事業活動に取り組んでいます。その中でも気候変動対策については経営の重要課題と位置づけ、これまで海外の製造拠点での風力発電・バイオマスボイラーの導入や再生可能エネルギー由来電力の利用、国内外でのハイブリッド営業車の導入など、積極的な温室効果ガス削減策を実施してきました。2018年には、2050年の社会が目指すべきゴールからバックキャスティング*2して見直した、当社の中長期的な温室効果ガスの排出削減目標がScience Based Targets(SBT)イニシアチブ*3により科学的根拠に基づいた目標として認定されました。

 今回、日本国内の3つの拠点に「アクアプレミアム」を導入することにより、3拠点の電力消費によって排出される温室効果ガス約31,000トン(2019年実績)が、2020年度から全量削減される見通しとなります。アステラス製薬は、2030年度までに温室効果ガスの排出量を基準年2015年度比で30%削減 (基準年の排出量:221,000トン)とすることを目標としており、この目標についてSBTイニシアチブの認定を取得しています。「アクアプレミアム」の導入は、2030年度の温室効果ガス排出削減目標に対し大きく貢献する重要な施策になると期待しています。

 アステラス製薬は、今後も気候変動など世界的な環境課題の解決に向けて継続的に取り組み、地球環境と調和した事業活動を通じて、世界の人々の健康に貢献していきます。

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