アステラス製薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長CEO:安川 健司、以下「アステラス製薬」)が、日本および米国で販売している成人の再発または難治性のFLT3遺伝子変異陽性急性骨髄性白血病(Acute Myeloid Leukemia; AML)治療剤であるゾスパタ®錠40mg(製品名、一般名:ギルテリチニブフマル酸塩、以下「ギルテリチニブ」)について、第III相(ADMIRAL)試験の結果が10月31日発刊のNew England Journal of Medicineに掲載されました*1

 ギルテリチニブは、救援化学療法と比べて、成人の再発または難治性のFLT3遺伝子変異陽性AML患者の全生存期間を有意に延長しました。

 ADMIRAL試験を統括したPennsylvania大学Abramson Cancer Center血液腫瘍学准教授であるAlexander Perl医師は、「ADMIRAL試験により、極めてハイリスクの白血病患者層において、FLT3を標的とした単剤による治療が救援化学療法よりも優れた臨床成績をもたらすことが示されました。これまで治療手段がごく限られていた患者さんにとって、これは大変重要な成果です」と述べています。

 アステラス製薬のSenior Vice President兼Oncology Therapeutic Area HeadであるAndrew Krivoshik医師は、「ADMIRAL試験の詳細な結果から、ギルテリチニブが再発または難治性のFLT3遺伝子変異陽性AML患者さんに対する重要な治療選択肢であることが改めて確認されました。この成果が最も権威のある医学雑誌のひとつであるNew England Journal of Medicineに掲載されたことを嬉しく思います」と述べています。

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