国立大学法人 東北大学(所在地:宮城県仙台市、総長:大野 英男、以下「東北大学」)とアステラス製薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長CEO:安川 健司、以下「アステラス製薬」)は、革新的な医療ソリューションの共創を通じて患者さんの価値を継続的に創造するため、包括的産学連携の第二期契約を7月30日に締結しました。

 両者は、第一期(2018年8月~2021年7月)において、オープンイノベーションのハブ機能となる「TACT (Tohoku University and Astellas Collaboration Committee) オフィス」を設置し、「組織」対「組織」の大型産学連携を推進するために必要な機能的ネットワークを構築するとともに、主として医学・薬学・医工学系分野での共同研究を実施してきました。本契約に基づく第二期では、構築したネットワーク基盤をもとに、アステラス製薬の創薬ケイパビリティと、東北大学の医療系および理工系分野の強みを有機的に繋げる学際的共同研究を推進し、革新的な医療ソリューションの創出を目指します。

 東北大学は、アステラス製薬の創薬ケイパビリティを取り入れ、革新的な研究成果をいち早く社会に還元し、特にヘルスケア分野における諸問題の解決に貢献することを期待しています。アステラス製薬は、東北大学との連携により、医学・薬学・医工学系分野に加え、歯学・理学・工学など幅広い分野における最先端の知的財産・技術に早期にアクセスすることで、新しい医療ソリューションの創出を目指します。

 両者は、本契約に基づき、研究成果を患者さんの価値として社会実装していくための産学共創活動を推進します。

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