2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震によってお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、被災地の一日も早い復旧をお祈り申し上げます。このたびの地震による当社グループの状況につきましては、3月15日に公表しましたが、最新の状況を、下記のとおりお知らせします。
1. 従業員の状況
3月15日の公表のとおり、当社グループ従業員全員の無事を既に確認しています。
2. 被災した施設
① 生産関連:
アステラス東海株式会社 西根工場(岩手県八幡平市西根町、以下「西根工場」)
アステラスファーマケミカルズ株式会社 高萩工場(茨城県高萩市赤浜、以下「高萩工場」)
② 研究関連:
合成技術研究所(茨城県高萩市赤浜)
つくば研究センター(御幸が丘)(茨城県つくば市御幸が丘)
つくば研究センター(東光台)(茨城県つくば市東光台)
3. 被災した上記施設の状況について
① 生産関連:
西根工場については、一部製品に関し出荷を開始しています。生産に関しては操業を停止していますが、早期再開に向けて取り組みを継続しています。
高萩工場については、操業を停止しています。従業員の安全確保を最優先としつつ、被害状況を確認のうえ、早期再開に向けて、対応手順等を検討しています。
② 研究関連:
合成技術研究所(高萩)については、引き続き、研究業務が停止しています。従業員の安全確保を最優先としつつ、被害状況を確認のうえ、早期の業務再開へ向けて、対応手順等を検討しています。
つくば研究センター(御幸が丘)については、一部、設備の修復作業を行っていますが、3月22日より通常業務を開始しています。
つくば研究センター(東光台)については、3月16日より通常業務を開始しています。
4. 営業活動について
宮城県など地震の直接の被災地や計画停電対象地域など状況により差異はありますが、地震の影響を受けた支店・営業所の従業員は、3月22日より、安全を確保しつつ、安全管理情報の収集等のMR活動を開始しています。
5. 医薬品供給について
当社の主要品については、包装単位毎にバラツキはあるものの、3か月以上の在庫を確保しています。
6. 計画停電への対応について
対象地域は、生産関連ではアステラス東海株式会社富士工場、営業関連では、東日本物流センター、東東京支店、西東京支店、さいたま支店、横浜支店、千葉支店、東海支店の沼津営業所。富士工場は、今後の計画停電の実施状況に合わせた対応をしていきます。物流センターは、計画停電の実施状況に合わせて、円滑に出荷できるようにしています。また対象支店、営業所のMRは3月22日より安全管理情報の収集等のMR活動をしています。
7. 業績への影響
今回の地震が当社の業績に及ぼす影響については、現在確認中であり、重大な影響が見込まれる場合には速やかに情報開示します。
以上