アステラス製薬株式会社(社長:野木森雅郁、以下「アステラス製薬」)は、グループ子会社であるアステラス富山株式会社(社長:中嶋欣治、以下「アステラス富山」)の富山工場内に建設する発酵技術研究棟の起工式を2009年8月24日に実施いたしますので、お知らせいたします。

 新たに建設する発酵技術研究棟は、地上3階建て、延床面積 約9,000㎡、日本・米国・欧州3極における治験薬の製造管理及び品質管理に関する基準(治験薬GMP)に対応した設備で、複数の開発用原薬の製造を同時に行うことが可能な機能を備えています。またスケールアップ研究用設備も併設し、スケールアップ技術の構築から商業用生産に求められる製法の最適化までを一貫して検討することが可能となります。
このたびの発酵技術研究棟の完成により、開発用原薬の製造能力は大幅に増強され、今後の状況変化にも対応できる開発用原薬のグローバル供給体制が整備されることになります。なお、総工費は約55億円で、2009年9月の着工、2010年10月の完成を予定しています。

 アステラス製薬は、低分子化合物とともに発酵創薬研究に継続して取り組んでおり、これまでに免疫抑制剤や感染症治療剤など、数多くの新薬を創製してきました。現在、発酵天然物を対象とした創薬研究を通じて、臨床試験入り前の段階に複数の発酵天然物由来の開発化合物を有しています。このたびの発酵技術研究棟の建設は、これらの開発化合物の今後の進展を睨みつつ、将来にわたってグローバルに開発用原薬を安定供給するために行なうものです。

 アステラス富山は、アステラス製薬グループの国内中核医薬品製造会社であり、免疫抑制剤「プログラフ®」やアトピー性皮膚炎治療剤「プロトピック®」などの原薬および製剤の製造を行っており、日本のみならず広く世界に供給しています。また、同社はこれら主力製品の生産を担うとともに、アステラス製薬の各研究所等との緊密な連携を図りながら効率的な技術開発体制を構築することにより、新薬開発のスピードアップと生産技術の完成度の一層の向上を図っています。

 

(ご参考)

【発酵技術研究棟の概要】

(1)場 所:                        アステラス富山 富山工場内(富山県富山市興人町2番178号)
(2)階数・延床面積:          地上3階、延床面積 約9,000㎡      
(3)総工費:                        約55億円
(4)工 期:                        2009年9月着工、2010年10月完成予定

 

【アステラス富山株式会社の概要】

設立年月:           2003年10月
所 在 地:           富山県富山市興人町2番178号
代 表 者:           代表取締役社長 中嶋 欣治
従業員数:           約420人(2009年3月末現在)
事業拠点:           富山工場、高岡工場、技術センター(清須)
事業内容:           国内・海外向け医療用医薬品の原薬および製剤の受託製造、並びに治験薬の
受託製造             

 

以 上

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