アステラス製薬株式会社(本社:東京、社長:畑中 好彦、以下「アステラス製薬」)は、日本において2013年5月に承認申請していた経口アンドロゲン受容体シグナル伝達阻害剤「イクスタンジ®カプセル 40mg」(開発コード:MDV3100、一般名:エンザルタミド、以下「イクスタンジカプセル」)について、本日、去勢抵抗性前立腺癌の効能・効果で製造販売承認を取得しましたので、お知らせします。

 イクスタンジカプセルは、1日1回投与の経口剤で、前立腺癌の成長に重要なアンドロゲン受容体シグナル伝達を、複数の作用で阻害します。

 米国メディベーション社と共同で開発・商業化を進めている本剤(欧米での製品名:XTANDI®)は、2012年8月に米国で、2013年6月に欧州において、ドセタキセルによる化学療法施行歴を有する転移性去勢抵抗性前立腺癌の治療薬として承認を取得しています。

 今回の承認取得に伴い、アステラス製薬はマイルストンとして15百万ドルをメディベーション社に支払います。

 アステラス製薬は、今回の承認取得により、今後、日本国内においても、去勢抵抗性前立腺癌に対する新たな治療選択肢を提供できることを期待しています。

以 上

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