アステラス・アムジェン・バイオファーマ株式会社(本社:東京、代表取締役社長:スティーブ・スギノ、以下「アステラス・アムジェン・バイオファーマ」)とアステラス製薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長CEO:畑中好彦、以下「アステラス製薬」)は、ヒト抗PCSK9モノクローナル抗体製剤である「レパーサ®」の剤形追加としてアステラス・アムジェン・バイオファーマが承認申請していた「レパーサ®皮下注420mgオートミニドーザー」について、製造販売承認を取得したことをお知らせいたします。

 「レパーサ®皮下注420mgオートミニドーザー」は、薬剤を充填したカートリッジと専用自動注入器から構成され、カートリッジをオートミニドーザーに装着し、通常、4週間に1回皮下投与します。なお、家族性高コレステロール血症ホモ接合体患者において効果不十分な場合は、2週間に1回の皮下投与も可能です。

 千葉大学大学院 医学研究院 細胞治療内科学講座 教授であり、千葉大学医学部附属病院 副病院長の横手幸太郎 医師は次のように述べています。「従来から広く使用されているHMG-CoA還元酵素阻害剤(スタチン)等の治療を受けていても、心血管イベントの発現リスクが依然として高い状態にある患者さんが少なからずおられます。レパーサはそのような患者さんにとって重要な治療選択肢です。」

 これまでの「レパーサ®皮下注140mgシリンジ・ペン」に、「レパーサ®皮下注420mgオートミニドーザー」が加わることで、心血管イベントの発現リスクが高く、スタチンで効果不十分な家族性高コレステロール血症、高コレステロール血症の治療における新たな剤形の選択肢として、一層貢献できるものと考えています。

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