-エジンバラ大学との共同研究契約満了-
アステラス製薬株式会社(社長:竹中登一、以下「アステラス製薬」)はこのたび、英国エジンバラ大学との第3期共同研究契約が2007年3月に満了することに伴い、中枢神経系疾患の研究を行っている「エジンバラ研究所」(Astellas CNS research in Edinburgh)の閉鎖を決定いたしましたので、お知らせいたします。
アステラス製薬(旧藤沢薬品工業株式会社)は、1989年中枢領域における薬物標的探索研究や薬理研究を目的にエジンバラ大学と提携契約を締結しました。1992年には「エジンバラ研究所」をエジンバラ大学内に設立するなど、中枢神経系の薬理研究を中心に、同大学研究者との研究交流や、様々な共同研究プロジェクトを推進してまいりました。同研究所における研究成果は、当社の中枢神経系の研究開発に貢献してきただけでなく、論文投稿や学会報告の形で数多く発表されています。
アステラス製薬は、2005年4月の発足以来、研究所機能の見直しを行ってきました。これまで「エジンバラ研究所」で行ってきた神経科学領域の研究については、当社の筑波御幸が丘研究センターへの機能集約を終え、当社としての中枢神経領域における研究基盤が整ったことから、2007年3月エジンバラ大学との共同研究契約の満了をもって「エジンバラ研究所」の閉鎖を決定しました。
<エジンバラ研究所>
英文名称 | Astellas CNS Research in Edinburgh |
所在地 | Astellas CNS Research in Edinburgh, The University of Edinburgh, Chancellor's Building (SU.216), 49, Little France Crescent, Edinburgh, EH16 4SB, UK. |
所長 | McCulloch教授 |
要員数 | 23名 (2006年4月現在) |
以上