アステラス製薬株式会社(本社:東京都、社長:畑中 好彦、以下「アステラス製薬」)は、スイス バシリア社と共同で開発を進めているアゾール系抗真菌剤 イサブコナゾール(一般名)に関し、戦略的な理由により、2010年2月にバシリア社と締結したライセンス契約を一部変更する契約を同社と締結しましたので、お知らせします。

  このたびの合意にもとづき、ライセンス契約の対象地域は、これまでの「日本を除く全世界」から「米国・カナダ」に変更され、アステラス製薬は、同地域向けの製品の承認申請を行い、製造、販売を独占的に行います。

  開発マイルストンの支払いは、米国での申請及び承認のみが対象となるほか、販売マイルストンに関する条件も変更されます。これにより、今後アステラス製薬が支払う可能性のある開発および販売マイルストンの総額は374百万スイスフランになります。

  なお、バシリア社は、米国・カナダでのコ・プロモーション権を放棄します。

  アステラス製薬は、バシリア社との協働関係を継続し、イサブコナゾールの開発を進めることにより、重篤な真菌感染症の治療における新たな選択肢を提供できることを期待しています。

以 上

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