アステラスのCSR経営

企業の意思決定や活動は、社会や環境に何らかの影響を及ぼします。その影響に対して企業が担う責任が「企業の社会的責任(CSR)」であると、アステラスは考えます。

満たされていない医療ニーズに応える医薬品を提供することをはじめ、事業活動において製薬会社としての社会的責任を果たすことにより、アステラスは社会の持続可能性向上に貢献しています。その結果として、アステラスという企業およびその製品に対する社会からの信頼を獲得し、それが私たちの持続可能性も向上させるものと考えます。

このような好循環を生み出すことは、アステラスの存在意義である「先端・信頼の医薬で、世界の人々の健康に貢献する」ことを通じて、「企業価値の持続的向上」という私たちの使命を果たすことにつながります。すなわち、アステラスにとって、社会的責任を果たすことは、経営理念の実践そのものです。

そのような考えの下で行っている活動は、社外からも高く評価されています。

その例として、投資の代表的指数の一つである「FTSE4Good Index Series」の構成銘柄に9年連続で選定されているほか、日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が採用するすべてのESG投資指数 (「FTSE Blossom Japan Index」「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」「S&P/JPXカーボン・エフィシエント指数」)の構成銘柄にも選定されていることが挙げられます。

CSR経営の定義の図

CSRの2つの側面

アステラスにとってのCSRには、価値創造と価値保全の2つの側面があります。

価値創造

アステラスが事業活動を通じて、満たされていない医療ニーズという社会課題を解決することや、ステークホルダーの皆さまへの還元を行うことで、社会にとっての価値が創造されます。一方、こうした取り組みを通じて創出された利益の再投資によって、アステラスは研究開発力を強化できます。同時に、各国政府・ビジネスパートナーから信頼を得ることで、新たな事業機会が創出されます。すなわち、アステラスにとっての価値が創造されます。

価値保全

アステラスが事業活動を営む過程で発生する環境負荷を低減し、生態系を保全すること、また、コンプライアンスの推進や腐敗防止の取り組みによって社会秩序を維持することは、社会の価値の保全につながります。さらに、これらの取り組みを通じてレピュテーションリスクを低減し、企業ブランドを強化することで、アステラスの企業価値が保全されます。

行動規準の位置づけの画像

CSR経営の推進体制

アステラスでは、「CSR委員会」および「コーポレート・アドボカシー CSR部」を設置し、長期的・戦略的かつ全社的な視点から各部門のCSR活動の推進を行っています。

CSR委員会

CSR活動をグローバルで統括・推進することを目的にCSR委員会を設置し、社会的責任を果たすうえで重要な活動に関する方針・計画等を協議しています。

コーポレート・アドボカシー CSR部

CSR委員会事務局業務に加え、アステラスグループ全体のCSR課題への対応、社内外へのCSRの展開、CSRの情報発信、ステークホルダーとのコミュニケーション等に取り組んでいます。

CSR組織体制図

CSR組織体制図