アステラスでは、環境省の「環境会計ガイドライン」を参考にし、日本の事業所を対象に環境保全コスト(投資額、費用額)やそれに伴う効果を算出しています。

2017年度の環境保全コストは、投資額として1,134百万円、費用額(減価償却費を含む)として1,182百万円でした。公害防止に関する主な投資には、排水処理施設や埋設配水管の整備などがあります。地球環境保全に関する投資では、更新時期を迎えた小型還流ボイラーや冷凍機の最新機種への更新などがありました。環境保全に伴う経済効果は、省エネルギーによる費用削減、廃有機溶媒、廃金属などの売却や廃棄物処理費用削減による効果、また再生処理された有機溶媒の購入などにより、合計67百万円となりました。なお、2016年度に高濃度PCBの搬入荷姿登録を全て終了し、容器を含む重量を基に費用を算出しました。一部で処分が進んだため、現在のPCB処理に伴う引当金は255百万円です。

 

環境保全コストのまとめ(2017年度)

分類 環境保全コスト(百万円)
投資額 費用額
費用額合計 費用額 減価償却費
事業エリア内コスト 492 1,254 891 363
内訳 公害防止 大気汚染防止 20 193 179 14
水質汚濁防止 179 269 189 79
土壌汚染防止 0 9 4 5
騒音・悪臭・
振動防止
12 3 2 1
その他 18 5 2 3
小計 229 478 376 102
地球
環境保全
地球温暖化防止 21 232 35 197
オゾン層破壊防止 243 74 74 0
化学物質管理 0 90 86 3
その他 0 36 0 36
小計 264 431 195 236
資源循環 廃棄物有効利用 0 174 174 0
節水 0 0 0 0
廃棄物処理 0 147 124 23
その他 0 23 22 1
小計 0 345 320 25
上・下流コスト 0 53 53 0
管理活動コスト 1 217 217 0
研究開発コスト 30 61 49 12
社会活動コスト 0 1 1 0
環境損傷コスト 0 293 293 0
合計 523 1,879 1,504 375
環境損傷コストを除く
環境保全コストの合計
523 1,586 1,211 375

環境保全に伴う経済効果

取り組み 環境保全に伴う経済効果
省エネルギーによる費用削減など 50百万円
汚泥の乾燥、廃液の自社焼却による外部委託量の削減など 0百万円
溶媒の再利用による資源節約、燃料化による燃料削減など 10百万円
廃溶媒などの売却 6百万円
合計 67百万円

 

※ 定量的に把握できたもののみ算出しました。