ここから本文です患者さんとの対話

2016年4月、アステラスは米国ワシントンD.C.で患者支援団体との対話会議を主催しました。2年目となる2016年は「ともに明日を変えていく:患者さんのよりよい生活を目指した連携」がテーマでした。米州ではステークホルダーと対話する取り組みを強化しており、その第一歩となるこの会議には、150名近くの参加者が集まりました。このうち105名は、米国およびカナダにおける90以上の患者団体を代表しての参加でした。各種のがんや泌尿器疾患、腎疾患、移植、心疾患、感染症、関節炎、希少疾患など多岐にわたる領域のほか、研究開発や高質な医療へのアクセスといったより広い観点で患者さんを支援する団体からも代表者を迎えました。

この会議では、医療行為や医薬品を評価するためその価値や患者さんの生活の質を測定する方法を設定する際に、患者さんにとっての優先事項を反映することの重要性が議論されました。また、患者支援団体のリーダーからはその成功事例を共有いただきました。アステラスからも、開発している医薬品や提供するサービスの価値、さらには社会の中での私たちの企業価値を高めるため、どのように取り組んでいるかを紹介しています。

会議の開催を通じて、患者さんのよりよい生活のために私たちと同様に情熱を傾ける患者支援団体の方々との関係を構築・強化することができました。

また、この会議の前日には、さまざまな疾患領域における患者支援団体から十数人のリーダーを招き、アドバイスをいただく委員会を初めて開催しています。患者さんの優先事項や両者の協働の機会について、アステラスが理解を深める助けになるとともに、患者さんとの対話やその声を事業全体に反映していく取り組みに対し、委員会から有益な意見をいただいています。

患者支援団体との対話会議の画像
患者支援団体との対話会議

患者さんとのより良いコミュニケーションのために

さらに患者さんの健康に対する知識・理解に配慮し、重要な安全性情報の記載や同意説明文書の内容を改訂しています。また、患者さんと接する機会のある全社員に健康に対する知識・理解、患者さんへの配慮、対人スキルなどをテーマにした研修を実施し、患者さんとのコミュニケーションの改善に努めています。

アステラスは、米国におけるこれらの取り組みを他の地域にも展開し、「科学の進歩を患者さんの価値に変える」というVISIONの実現を目指しています。「Astellas Way」の5つのメッセージの一つ「患者志向」を徹底するために、アステラスは継続的に日々の業務を見直し、患者さんとの関わり方を改善しています。
米国では、臨床試験に関する患者さんからの問い合わせに、より迅速に対応する体制を整えました。また、アステラスの対応に対する患者さんからの評価を一層深く理解するために、患者さんへ聞き取り調査も実施しています。