アステラスでは、環境省の「環境会計ガイドライン」を参考にし、日本の事業所を対象に環境保全コスト(投資額、費用額)やそれに伴う効果を算出しています。

2018年度の環境保全コストは、投資額として1,578百万円、費用額(減価償却費を含む)として2,185百万円でした。公害防止に関する主な投資には、排水処理施設や埋設配水管の整備などがあります。地球環境保全に関する投資では、更新時期を迎えた小型還流ボイラーや冷凍機の最新機種への更新などがありました。環境保全に伴う経済効果は、省エネルギーによる費用削減、廃有機溶媒、廃金属などの売却や廃棄物処理費用削減による効果、また再生処理された有機溶媒の購入などにより、合計19百万円となりました。なお、2016年度に高濃度PCBの搬入荷姿登録を全て終了し、容器を含む重量を基に費用を算出しました。一部で処分が進んだため、現在のPCB処理に伴う引当金は255百万円です。

 

環境保全コストのまとめ(2018年度)

分類 環境保全コスト(百万円)
投資額 費用額
費用額合計 費用額 減価償却費
事業エリア内コスト 1,526 1,828 1,153 675
内訳 公害防止 大気汚染防止 22 191 183 7
水質汚濁防止 138 450 311 139
土壌汚染防止 0 6 4 3
騒音・悪臭・
振動防止
13 6 2 4
その他 0 3 2 1
小計 172 656 502 154
地球
環境保全
地球温暖化防止 806 379 75 305
オゾン層破壊防止 477 300 143 157
化学物質管理 0 81 74 7
その他 71 30 11 20
小計 1,354 790 302 489
資源循環 廃棄物有効利用 0 198 198 0
節水 0 0 0 0
廃棄物処理 0 162 130 32
その他 0 22 21 1
小計 0 382 350 32
上・下流コスト 0 45 45 0
管理活動コスト 1 261 261 0
研究開発コスト 52 49 23 26
社会活動コスト 0 1 1 0
環境損傷コスト 0 256 256 0
合計 1,578 2,441 1,740 701
環境損傷コストを除く
環境保全コストの合計
1,578 2,185 1,484 701

環境保全に伴う経済効果

取り組み 環境保全に伴う経済効果
省エネルギーによる費用削減など 14百万円
汚泥の乾燥、廃液の自社焼却による外部委託量の削減など 0.3百万円
溶媒の再利用による資源節約、燃料化による燃料削減など 0百万円
廃溶媒などの売却 5百万円
合計 19百万円

 

※ 定量的に把握できたもののみ算出しました。