「いつでも・どこでも」安心して飲める薬を目指して

 

薬には、経口剤(飲み薬)である錠剤・カプセル剤・散剤などをはじめ、外用剤である軟膏・貼付剤・点眼剤などや注射剤など、さまざまな「剤形」※があります。

剤形(飲み薬の場合)の好みは人それぞれです。
例えば、散剤(粉薬)の場合は、「口の中に味が残りやすいから、錠剤やカプセル剤の方が飲みやすい」と思う方がいる一方、「錠剤やカプセル剤はのどにひっかかる感じがするから、散剤の方が飲みやすい」と思う方もいます。また、錠剤やカプセル剤の大きさに関しても、「小さい方が飲みやすい」と思う方もいれば、「小さすぎると指でつまみにくく扱いづらい」と思う方もいるでしょう。

どんなによく効く薬でも、患者さんにきちんと飲んでもらえなければ意味がありません。 アステラス製薬では、「よく効くこと」「安全性が高いこと」はもちろん、多くの患者さんにとって「飲みやすいこと」「取り扱いやすいこと」を兼ね備えた薬の開発を目指し、日々研究を重ねています。

※剤形・・・薬物を「品質」「有効性」「安全性」が保たれた状態で、患者さんが使いやすいように加工された「薬のかたち」のこと

 

国内初「口腔内崩壊錠(こうくうないほうかいじょう)」の開発

image of A meeting held with local community residents associations

水がなくても口の中でさっと溶けて飲める薬があるのをご存知ですか?
それは「口腔内崩壊錠」といいます。
口腔内崩壊錠は、患者さんの「飲みやすさ」を考えて開発された剤形(薬のかたち)です。アステラス製薬は、独自の技術により、国内初の口腔内崩壊錠の開発に成功し、一部の薬剤に適用しています。
このコンテンツでは、アステラス製薬の口腔内崩壊錠の特徴をご紹介します。

 

 

 

1.水がなくても、口の中でさっと溶ける

口腔内崩壊錠は、唾液程度の少量の水でさっと溶けるよう設計されているので、ちょっと薬が飲み込みづらいなと思っている方でも楽に飲むことができます。水が手元にない時や薬を飲んでいることを他の人に知られたくない時など「いつでも」「どこでも」飲める,その安心感も飲み続けるための一つの条件だと考えました。もちろん,水と一緒に飲んでも効果は変わりません。

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2.味も一つのキーワード

粉薬の苦味や後味など飲みにくいなと感じたことはありませんか?

口腔内崩壊錠は口の中で溶かして服用することを目的としているので、味や口当たりの良さも大事なポイントです。

アステラスの口腔内崩壊錠はほとんどが水に溶ける成分でできているため,口で溶かした時にさわやかな甘みがあり,ざらざら感やぱさぱさ感がありません。また,独自の技術により薬が溶ける速度をコントロールすることで、その薬特有の苦味の問題を解決しました。

※すべての薬に苦みがあるわけではありません。また、この技術が適用されているのは、アステラスの一部の製品です。

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3.大きさに配慮

大きすぎる薬は飲みにくく、逆に小さすぎる薬は指でつまみにくいという問題があり、薬の大きさはとても重要です。

一般的には、直径7~8mm程度がちょうど良い大きさであると考えられています。

ただし、口腔内崩壊錠は、口の中で速やかに溶ける薬剤なので、ある程度大きくても飲みやすいでしょう。しかし、アステラス製薬では、錠剤やカプセル剤だけではなく口腔内崩壊錠においても、患者さんが普段飲んでいる他の薬と比べて違和感を感じないよう、直径7~8mm程度の大きさで設計しています。

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