慢性疾患の重症化予防


世界中の人々の寿命が延伸する一方で、平均寿命と健康寿命の差は近年縮まっておらず、さらに増大を続ける医療費の抑制が重要な社会課題となってきています。これまで医薬品は糖尿病や循環器疾患といった生活習慣病をはじめとする慢性疾患の治療に大きく貢献してきましたが、今後の社会においては治療にとどまらず、「できるだけ病気を予防する」「疾病の重症化に適切に対処する」ことが極めて重要となります。

近年、急速に発展、普及してきたデジタル技術や医療ビッグデータを利用して、科学的根拠に基づいて疾患管理や重症化予防をすることは、医療のさらなる進歩への貢献と社会課題の解決へとつながると期待されます。

スフィア「慢性疾患の重症化予防」においては、科学的根拠に基づく疾患管理、重症化予防のソリューション創出を通じて、生活習慣病をはじめとする慢性疾患の発症や重症化予防を目指します。

短期・中期的には、糖尿病や循環器疾患に対して、ゲーミフィケーション(ゲームの要素をサービスやシステムに応用し利用者のモチベーションや満足度を向上させる)を取り入れた運動プログラム、サービスの開発・提供に取り組みます。また、デジタルデバイスを通じて蓄積されたデータを基に、深層学習によるリスク予測や個別化された介入手段を開発提供し、個々人の体質や生活習慣に応じた疾病管理や重症化の予防につなげます。

長期的にはPHR(Personal Health Record:個人健康記録)/EMR(Electronic Medical Record:電子医療記録)のデータから個々人に応じた科学的介入手段を開発することで、高度に個別最適化された発症予防や重症化予防を目指します。
 

アステラスから外部パートナーに期待すること

  • 侵襲性が低くかつ高精度測定が可能なセンサー、ウェアラブルデバイスに関するノウハウ
  • 利用継続性が高いアプリケーション開発のノウハウ
  • 個人の健康・医療データ利活用のノウハウ
  • 慢性疾患(糖尿病や循環器疾患等)の重症化予防に関する新たな知見 

 

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