アステラス製薬株式会社(本社:東京、以下「アステラス製薬」)は、1日1回経口投与による、成人の再発または難治性のFLT3遺伝子変異陽性急性骨髄性白血病(Acute Myeloid Leukemia: AML)治療薬として開発しているFLT3(FMS-like tyrosine kinase 3)阻害剤gilteritinib(一般名、製品名:XOSPATA®、以下「ギルテリチニブ」)について、中国の国家薬品監督管理局(National Medical Products Administration:NMPA)から新薬承認申請を受理した旨の通知を受領しました。

 AMLは血液と骨髄に影響を及ぼすがんであり*1、加齢とともに患者数が増加します*2。中国では毎年約80,000人が新たに白血病を発症しています*3。AMLは、成人の白血病の中で最もよく見られるタイプの一つです*4

 FLT3遺伝子変異陽性のAML患者の予後は不良であり、標準治療である救援化学療法による全生存期間の中央値は6カ月未満でした*5FLT3遺伝子変異の有無は、AML治療の過程、および再発後においても変化する可能性があります。患者のFLT3遺伝子変異の有無を確認することは、最善の治療を行うために役立つ情報となります*6

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