~高カリウム血症改善剤アーガメイトと高リン血症治療剤ビキサロマーを共同販促~

  アステラス製薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長:畑中 好彦、以下「アステラス製薬」)と株式会社三和化学研究所(本社:名古屋市、代表取締役社長:山本 一雄、以下「三和化学研究所」)は、2012年2月14日に国内腎疾患領域医薬品市場における戦略的提携に合意しましたので、お知らせします。

  今回の合意により、現在、三和化学研究所が製造販売する高カリウム血症改善剤アーガメイト® 20%ゼリー25g(一般名:ポリスチレンスルホン酸カルシウム、以下「アーガメイト」)について、三和化学研究所がアステラス製薬に製品を供給し、アステラス製薬が販売するとともに、両社による共同販促を実施します。また、アステラス製薬が厚生労働省に製造販売承認申請中の高リン血症治療剤ビキサロマー(一般名、開発コード:ASP1585)につきましては、アステラス製薬が販売し、アステラス製薬と三和化学研究所で共同販促を実施することになります。

  アーガメイトは、ゼリー化により、服薬コンプライアンスの改善をはかった医薬品です。腸管内のカリウムイオンを本剤のカルシウムイオンと交換することにより、過剰となったカリウムを体外に排泄することで、急性および慢性腎不全に伴う高カリウム血症を改善します。

  ビキサロマーは、アミン機能性ポリマーであり、消化管内でリン酸と結合し体内へのリン酸吸収を阻害することにより、血清リン濃度を低下させることが期待されます。国内で実施した透析中の慢性腎不全患者を対象とした第III相試験において、血清リン濃度の低下作用及び長期投与時における安全性が確認されました。アステラス製薬は、2011年3月に透析中の慢性腎不全患者における高リン血症の適応症について承認申請しました。

  アステラス製薬と三和化学研究所は、今回の戦略的提携による国内腎疾患領域医薬品市場における広範な薬物療法の提供を通じ、急性および慢性腎不全患者の方々への一層の貢献を目指します。

  なお、本提携がアステラス製薬の業績に与える影響は軽微です。

 

以上