骨密度測定高齢になってからの骨折は、寝たきりの原因となります。
骨粗鬆症を早く発見し治療を始めることで、骨折を予防することができます。

骨折を起こさない限り、骨粗鬆症には自覚症状がほとんどありませんが、治療せずに放っておくと、骨量がどんどん減っていき、転倒などの軽い衝撃でも骨折を起こす危険性が高まります。
高齢になってからの骨折は、寝たきりの原因となります。2004年の厚生労働省の調査によると、寝たきりなどで介護が必要となる原因の第3位は「骨折・転倒」(10.8%)でした。最近では、高齢化により、バランス能力や歩行能力の低下が生じ、閉じこもり、転倒リスクが高まった状態を「運動器不安定症」と呼んでいますが、骨粗鬆症はその原因のひとつとされています。
また、骨粗鬆症で背骨が変形し、背中が丸くなると、胃や肺、心臓などを圧迫し、他の病気を引き起こすこともあります。
そのようになることを避けるためにも、65歳以上の方、骨粗鬆症の危険因子を持っている方は、骨折の予防をこころがけた生活を送るとともに、市区町村などが行う検診を積極的に受けて、骨粗鬆症を早く発見することがとても大切です。
検診で要精検と判定されたのちに、病院・診療所で骨粗鬆症であると診断された場合には骨量の減少が進まないように治療を行い、骨折を予防することが重要です。