骨粗鬆症による骨折で腰痛、背が縮むなどの症状を起こすことがあります。

骨粗鬆症そのものによる症状はありませんが、骨粗鬆症になると骨折を起こしやすく、骨折を起こすことでさまざまな症状が生じます。
骨折をしてはじめて、骨粗鬆症になっていることが分かることも、しばしばあります。
骨粗鬆症の方が骨折しやすい部位は、下に示す4つです。

骨折しやすい4つの部位

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

背骨の骨折 

背骨がつぶれるように骨折するものです。重いものを持ったり、大きな段差を降りたり、しりもちをついたりした時に起こるほか、ふだんの生活の中でこうした衝撃がないにもかかわらず起こることもあります。骨折した時、強い痛みを生じることがありますが、強い痛みを感じず、骨折に気づかないことも多く、何かのきっかけでX線検査をして、はじめて骨折が見つかることもあります。
骨粗鬆症による椎体骨折は、1ヵ所にとどまらず周囲の椎体の骨折が重なっていくことがしばしばあります。椎体骨折が生じると、背骨が曲がったり、身長が縮んだり、慢性的な腰痛の原因となります。なお、背骨の変形は変形性脊椎症という病気によっても起こります。

背骨以外の骨折

足のつけね(大腿骨近位部:だいたいこつきんいぶ)、手首(橈骨:とうこつ)、腕のつけね(上腕骨:じょうわんこつ)などの骨折は主に転倒した時に起こりますが、つまずいたり、ベッドから落ちたりするくらいの軽い力がかかるだけで起こることもあります。足のつけねを骨折すると、歩けなくなり、その後寝たきりになることがあります。