遺伝子の異常は、がんが発症するメカニズムのひとつです。

遺伝子とは?

遺伝子は、遺伝情報の単位で、いわゆるヒトのからだの設計図のようなものです。一般的に生物は、遺伝子という設計図に従って形成され、活動しています。
ヒトの遺伝情報は、DNAの構成成分である4種類の塩基の配列として維持され、細胞内にある核に存在します。DNAは長い紐状ですが、ねじれて棒状になったものを染色体と呼びます。
細胞は分裂によって増えますが、細胞が持つ遺伝情報は新しい細胞へも引き継がれます。

遺伝子の異常とは?

DNAの塩基の配列に何らかの要因によって異常が生じると、誤った情報に基づいて細胞の性格が変化します。こうした変化は、がんの発症メカニズムのひとつと考えられています。通常の細胞は、一定以上に増えないようコントロールされていますが、例えば、遺伝子の異常で細胞の増え方についての情報が書き換えられたがん細胞では、コントロールが効かず際限なく増え続けたりします。