治療中や移植後は感染しやすい状態にありますので、マスクの着用、帰宅後のうがい手洗いなどを心掛けましょう。

食事

食事は、栄養が偏らないよう、バランス良くとることを心掛けましょう。

<造血幹細胞移植を受けた場合>
生食は避けて加熱した食品をとるなど、主治医からの指導に従います。

<治療薬へ影響を及ぼす食品がある場合>
治療薬へ影響を及ぼす食品を避けるなど、主治医や薬剤師からの指導に従います。

<症状がある場合>
症状に応じた食事の工夫がいくつかありますので、 自分に合うものを試してみましょう。

  • 下痢があるときは、炭水化物や低脂肪など消化の良いものを選び、水分補給に気をつける
  • 口内炎があるときは、熱いものは冷まし、とろみをつけたり軟らかくすると食べやすくなる
  • 食欲がないときは、食べられるものを食べられるときに少しずつとったり、栄養補助食品などの活用を考慮する 

など

運動

 

強力な治療や入院生活によって、体力や筋力は失われます。そのため、リハビリテーションを兼ねて、体調をみながら 積極的に身体を動かすように心掛けましょう。

 

  • 横になっているよりも座っている時間を長くする
  • ストレッチを行う
  • 家の近辺を散歩する

など
※プールでの運動は、感染のリスクがあるため避けます。

ただし、無理は禁物です。また、身体を動かした後は、十分に休憩をとりましょう。

感染症の予防

治療の影響で白血球が減少していたり、造血幹細胞移植後で免疫抑制剤を服用している場合は、感染しやすい状態にあります。そのため、風邪を引いているなど体調の悪い方とは直接会わない、なるべく人混みを避ける、外出時のマスク着用、帰宅後のうがいと手洗いなどの対策を行います。また、毎日決まった時間に体温をはかるなど、体調の変化にも留意しましょう。

薬の服用(飲み忘れ、副作用、相互作用)

薬は、主治医や薬剤師の指導に従って服用します。


<飲み忘れを防ぐ工夫>
飲み忘れを防ぐ工夫は様々ありますので、いろいろ試しながら自分に合った方法を見つけましょう。

  • 手帳やカレンダーに服用記録をつける
  • シートに飲む日付や曜日などを書き込む
  • 薬ケースやカレンダー式ポケットを利用する
  • 電話や時計のアラームを利用する 

など

<副作用>
予防対策とともに、あらわれた場合に重篤化させないことが大切です。そのためには、早期発見・早期対応が重要になりますので、どのような副作用があらわれやすいかを予め確認し、いつもと違う症状があらわれた場合は、すぐに白血病治療の主治医、看護師や  薬剤師に連絡します。

<相互作用>
薬には、他の薬、食品、サプリメントなどと影響し合い、効果が強くなったり、逆に弱くなったりする相互作用があります。そのため、白血病以外で病院を受診するとき、薬局で市販薬 やサプリメントを購入するときは、その病院・薬局の医師・薬剤師に、自身の病気や治療薬について伝えましょう。同時に、白血病治療の主治医や薬剤師にも、あらかじめ相談しておくとよいでしょう。

定期的な検査

定期的な検査は、症状にはあらわれていないような身体の変化を確認でき 、早めの対処につながります。 治療中はもちろんのこと、完全寛解になった後も、主治医の指示のもと定期的に通院し、検査を受けましょう。